(ここには平成15年分の韮山の風景画綴られています。)
平成15年8月8日(金)
みなさん、こんにちは。韮山の土屋です。
CATSにはメーリングリストがありまして、その中で朝の散歩報告を担当しています。
朝の散歩では、主人とプラスーワン!(犬のユー)で、報告をさせていただいております。
今日は、昨日の夕方の主人と犬のゆうの報告です。
台風10号が、日本列島に近づいているとニュースが流れていました。
韮山の田んぼの中から、来たの方角に富士の姿が夕闇の中に映し出されていました。
その山の中腹に、かすかに見える光が……。
台風前に一気に上ろうとしていた人たちかもしれませんね。
それは、登山をしている人たちの、足元を照らす明かりだったのです。
平成15年8月20日(水)
私の住む韮山を紹介します。
伊豆半島の中ほどに天城山を源にする狩野川が流れ、田方平野を作っています。
その中ほどに位置し、東海道線三島駅より、北に向かい、修善寺までを行き来する伊豆箱根鉄道が走っています。
ちょうど中間に、韮山があります。
韮山町は、庁舎も田んぼの中にあり、町長室から見える富士の姿は絶景だと言われています。
私の住む家の北側は田んぼです。
一人では安心して歩けないので、運動の一つとして、早朝の散歩を、主人と犬のゆうとでしています。
日の出前の散歩は空気もきれいで、静寂の中から、鶏の声、空を舞うとんびの声、小鳥や虫たちの声など、とっても気持ちが良いものです。
そんな風景や様子を少しでも伝えられたらと思い、散歩報告をさせていただいています。
平成15年9月29日(月)
みなさん、おはようございます。韮山の土屋です。
朝の空気はひんやりして、絶好の散歩気温となりました。
踏み切りを横切る伊豆箱根鉄道の1番列車は、証明がともっていて、まだまだお客さんの数も少ないようです。
韮山駅を発射し、踏み切りを通過する前方には、もう次の駅が見えています。
「カンカン、カンカン」と、農道を遮断機の音が鳴り響きます。
稲穂もだいぶ実りが進み、重たくなってきたようで、徐々に頭が垂れてきました。
朝日が当たり始めると、黄色がよりあざやかに浮かび上がってきます。
どこからか、きんもくせいの良い香りが漂ってくるようになりました。
平成15年10月26日(日)
みなさんこんにちは。韮山の土屋です。
秋もだいぶ深まってまいりました。
朝晩の冷え込みもだいぶ身にしみるようになり、散歩も時々さぼるようになってきました。韮山は田植えも遅かったので、稲刈りも同様に遅いようです。
でも、そろそろ碁盤の目のように区画されている田んぼが、シールをはがすように、
1枚1枚刈り取られ、稲の切り株が目立ち始め、一面黄色だった田んぼが、
まだら模様に見えてきました。
稲刈り後のあの独特なにおいがしています。
刈り取られた稲は、南北に木を渡した上に、乾燥させるため一列に干されています。昔に比べると、そのようにしている田んぼは少なくなりましたが。時々、えんまこおろぎの音が、行く秋を惜しむようにか細く聞こえてきます。
残っている稲穂の上を通り過ぎる風の音は、
「サラサラ」と乾燥した寒さを感じる音になってきました。
北の方角に見える富士は、山頂に向かって、尾根ずたいに雪を残し、縦模様に見えるようです。3方の伊豆の山々も秋色に染まっているようです。
前のページに戻る 次のページへ進む(2006年3月16日(木)、2006年3月26日(日)分)
みんなの広場に戻る
トップページに戻る