現在、県内にはこの情報障害を持つ視覚障害の人達が、およそ11.000人おり、日々の暮らしのなかで、情報の獲得や歩行に不自由を感じながら生活を送っています。
こうした情報障害者に対して、少しでも潤いのある生活をと、点訳や音訳、拡大図書あるいは歩行介助や車の運転などの活動をしているのがアイボランティアです。県内には現在150余りのアイボランティアグループが存在し、日々活動に励んでいます。
最近は視覚障害者のニーズも多様化し、専門的な知識の必要性や、ニーズに対する迅速な対応、あるいは今までになかった墨訳ボランティアの育成など早急に対策を要する問題も増加してまいりました。そこで、県内のアイボランティアグループや利用者である視覚障害者が連携をとり、ボランティアにとっても、利用者にとってもメリットのある活動を進めるため、次の目的を設定しネットワーク化を推進することにいたしました。
何卒、私たちの趣旨を御理解の上御協力よろしくお願い申しあげます。
アイボランティアネットワーク静岡
会長 増本 旭
1、各ボランティア団体間の連絡網の確立。
2、ニーズに対する対応の迅速化。
3、図書環境充実の推進。
4、効率的な図書作成の推進。
5、アイボランティアの啓蒙活動の推進。
6、アイボランティア活動の活性化。
7、アイボランティアの資質高揚活動の推進。
8、財政面での協力者の募集。