アッという間の6年でした

          アーちゃん(6歳)のお母さん


 愛称は「アーちゃん」。長いまつ毛にショートカット。おしゃべりで「いーやー!」が得意な女の子が我が家の次女です。アーちゃんはせっかちだったのか,予定日より2ヶ月も早く狭いお腹の中から飛び出してしまいました。せっかく広い世界に出てきたのにまたまた狭いガラスの中で機械を体中につけられて,6ヶ月もおばあちゃんやお姉ちゃんに会うこともできず,入院していました。
 やっと退院の後,わずか2ヶ月でまた病院に逆戻り,4歳頃までは家にいるよりも病院に入院しているほうが多い日々でした。
 そんなアーちゃんも今年で6歳になります。毎日楽しそうに,いこいの家に通っています。朝バギーで外に出ると,いこいの家に行くのがわかり,「きゃーキャー」と大騒ぎ,ついでに足までバタバタさせて喜びを体中で現しています,園から帰ると「アーちゃん語(?)」で園での出来事を私にたくさん話してくれます。
 たくさん体験して,喜んだり,時には「ムッ!」としたりしているようです。以前通っていた園では,初めて親と離れて一人で通園していた時には,登園してから帰るまで一言もしゃべらず「ニコリ」ともしないで一日中「ムッ!」としていたそうです。そんな様子を聞くと心配と同時に今までと違う面を見たようで嬉しくも思いました。
 アーちゃんが生まれてからの6年は私にとって「アッ!」という間に過ぎてしまいました。心配して泣いたり,不安で泣いた日もありましたが,その反面,喜びや幸せもたくさんもらいました。そして,大切な勉強を私に与えてくれているような気がします。アーちゃんのことで今の育て方でいいのだろうかと不安になることはたくさんありますが,以前会った先生に「アーちゃんの笑顔を見るとお母さんたちに大切に育てられているなぁと,すぐに判りますヨ。」と言われ,今まで大変だったことがいっぺんに消え,「これからも頑張ろう!」という気持ちになりました。
 今では,忙しい!大変!と過ごしていた日々をもう少しリラックスして,アーちゃんと一緒に楽しんで過ごしていければ・・・と思うこの頃です。


Copyright(C) 1996 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.168
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
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