明日に向かって頑張ろう

          M君(3歳)のお母さん


 我が家の笑顔の可愛いアイドルは,今から3年前,予定日よりも2ヶ月早く生まれ,お医者様にいきなり「今夜が峠です」と言われた時の事は余りにショックな出来事の始まりでした。
 極小未熟児の為か,保育器の中で体中に沢山の針や管をつけている我が子の姿は,あまりにも痛々しいものでした。
 2ヶ月後に退院、特別大きな病気もせずに過ごしていましたが,4ヶ月経っても5ヶ月経っても首が座らず,少しへんだなと思いながらも「未熟児だったから・・・」の一言で自分でもそう納得してしまいました。でも,9ヶ月の時に障害児だということを聞かされ,「どうして?なぜうちが?」と悩み苦しみました。こども病院でも「公園や散歩にどんどん連れていって沢山刺激を与えてください。」と言われはしたものの,実際に連れていっても,我が子はベビーカーに座っているだけで,他の子供たちが走り回る姿を見ているだけで,何だか空しくなってしまい,だんだんと公園にも足が遠のいてしまいました。(これではいけない,と思ってはいたのですが・・・)
 そんな時,医療福祉センターで「いこいの家」を知り,さっそく母子通園をし,2才8ヶ月の時に入園させていただきました。入園当初は,言葉も興味もほとんど無く,何が言いたいのか,何がしたくて泣いているのか分かりませんでしたが,先生方の心のこもった御指導のおかげで表情がとっても豊かになり,自分の意思もこちらに伝わるようになり,言葉も今では「だって〜」「あのね・・・」色々な言葉が言えるようになって,1年前とは比べものにならないほどの成長ぶりだと思っています。
 また,この子のおかげで色々と教えられたことも多いし,沢山のお母さんやお友達とも出会え,とても嬉しく思います。何より,この子の笑顔がとっても可愛く,嫌なことや1日の疲れも忘れさせてくれます。
 これからも少しずつ成長している姿を見守りながら,笑顔を絶やさず家族みんなで明日に向かって頑張っていきたいと思います。


Copyright(C) 1996 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.170
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
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