こうちゃん星より、こんにちは

          K君(5歳)のお母さん


 幾数千年の星の中から、我が家に舞い下りてきたこうちゃん、ようこそ!!
 脳性麻痺として、生後4ヶ月の時、思いもしない先生の言葉に愕然としたのを覚えています。
 こうちゃんが1才になった時、幼稚園だった兄が、「きっと、こうちゃんは歩けない星から来たんじゃないかな。歩けないけど可愛いよ。」とお兄ちゃんらしい言葉とは反対に、私にはこうちゃんを可愛いと思える余裕もありませんでした。しかし、リハビリ入院を勧められ、核家族ではありましたが、両祖父母が近くにいるおかげで、静岡医療福祉センター、京都にもリハビリに行ってくることができました。
 これまで風邪を引いては、入退院の繰り返しでしたが、今では丈夫になり、毎日楽しそうにいこいの家に通っています。お友達の分まで給食を食べているのかな?私にも時間にゆとりができ、ありがたい生活を送っています。
 小学2年生になった兄も、今では口ばかり立派で、「僕が歩ける薬を作るよ」と言ったかと思うと、5分後には、「やっぱり、大変だからできないよ!!こうちゃんごめんね。」とこうちゃんに話し掛けています。
 主人も、こうちゃんの存在が大きく、今この子にとって何が必要なのかを、夫婦で共有出来た事が何よりも嬉しく思います。以前は、話し合うというより悩み事ばかりで、笑顔が出ない家族でしたが、今は悩みもプラスにして頑張っていけそうな気がしています。
 こうちゃん、あなたは地球に来る途中、事故に遭い、ハンディを背負って我が家に辿り着きました。
 大食いで、ワガママ、抱っこ大好き、いろいろな音も大好きですね。笑顔もたくさん増えました。
 いこいの家の先生方からは、障害を持った子の親でも、一生懸命生きていけるエネルギーをいただきました。
 病院の先生には、私が不安になった時の助言をしていただいたり、こうちゃんの成長を見ていただいています。リハビリの先生にもご指導いただいております。
 浩ちゃん星より愛を込めて、皆さんへの感謝の気持ちを忘れないで、
「生きていくよ、ぼく!!」


Copyright(C) 1996 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.174
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
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