これからもマイペースで・・・

          Rくん(4歳)のお母さん


平成6年6月2日、元気な男の子誕生!!に、私も主人も大喜びでした。とても順調に育っていました。6ヶ月まではよく笑い、人見知りも無く、あまり泣かなくて本当に手の掛からないくらいおとなしかったです。7ヶ月になるとまったく笑わなく、大好きなおじいちゃんにも見向きもしなくてなんか変だけどきっと人見知りかな?と思いつついました。
息子が、風邪で耳鼻科にお義母さんと行った時のことです。お義母さんが「てってって」と手拍子すると、同時に両手を挙げて頭をかっくんと下げて、うなずいているような仕草をしてました。お義母さんは、「一つ覚えて、えらいね」とほめましたが、私はあまり良いことではない気がしていました。でも、病気とは結びつかなくて、心配だったけれどどうしようもなくて・・・。それから2週間経った日の朝、急に息子が固まってしまいました。石のようにガチガチで両手を挙げて、まばたきもしませんでした。時間にしたら1分前後でしたが、とても長く感じました。静岡市立病院にかかり、熱が無くひきつけを起こしたことと、1日3〜4回ひきつけたことを先生に話すと、すぐに検査を始めると言われました。検査が終わり、脳波をとった記録用紙を持って小児科に戻る時、用紙を見るといたずらをしたようにジグザグの波がものすごく乱れていて、結果を聞くのが怖かったです。先生から、「こんな異常な脳波は初めてだ。」と突然切り出されて、私はショックでした。何の説明もなく、ただ異常という言葉を繰り返して、わたしはショックで何が何だかわからず、ただ涙を流していました。その後、専門の先生が来てくれて病気の説明をしてくれて、「てんかん」ということがわかりました。
病気がわかってから、来年2月で丸4年になります。2種類のお薬のおかげで、いままで何事も無くきました。ただ、発達の面で遅れがあると言われ、「いこいの家」を紹介していただきました。いこいの家に出会い、息子自身が成長という芽を伸ばし始めてくれました。姉の子ども達を見ていると、つい息子に私の気持ちをぶつけて、もっといろんなことをさせようとしてしまいます。でも息子には息子のペースがあることに気づきました。無理な押し付けは、プラスにはなりません。プラスになるような手伝いをしながら、息子とマイペースで歩いて行こうと思います。


Copyright(C) 1998 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.194
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
ボランティア通信from静岡