車といっしょに

          Kくん(4才)のお母さん


息子は、乗り物が大好き。
ヨチヨチ歩きの頃から、車に対する情熱みたいなものは全然変わらない。
もうすぐ5歳になる今では、電車やバスがお気に入りで、通園バスを楽しみにしています。帰りは最後の方のバス停なので、一時間以上もドライブ。お昼寝の時間ははしゃぎまわり、先生たちをくたくたにさせておいて大好きなバスでぐっすり。とてものんきでしあわせなひとときです。
電車のパズル、バスのお絵かき、朝の会の手あそび、車以外の遊びにもたくさんの遊びが楽しめるようになりました。中でも電車のビデオは大好きで、走り抜ける電車にピッタリあごをつけ、感じてみたり、あるときはお尻で? 変な横目で一緒に走っていることもあります。自分だけのルールをつくり熱中しています。
教えていないことも自分の経験を積んで、色々なことを覚えていたりします。わかる気がする。だってこんな時の息子の目は生き生きしていて輝いている。私の気にも止めないものを見ている、知らないことを良く知っている。そんな気がします。
おもしろいと笑っているときはいいのですが、力も強くなり、足も速くなり、イタズラに没頭してその対策に追われている毎日、母は負けそうです。
妹が「お母さん!お兄ちゃんが!!」と大声で呼びにくると、たいていきまり悪そうに、ヘラヘラ笑いをしている。コラーッと追いかけると、ここまでおいでという顔で逃げていく息子。お父さんが、「こっちこい!」といい役をとる。
これが私たちの日常。
こんな風に私たちが過ごせるのは、いこいの家や支えてくれている人たちのおかげ。自分だけで精一杯だった母は、周りの人にたくさんお世話や迷惑をかけながら何とかやってこれた。これからも何とかやっていけるだろう。
暖かくなり、自転車に二人を乗せ走っているとそんな風に思えてきます。
大好きな車をいつもとなりに置いて、大きくなろうね。


Copyright(C) 2001 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.228
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
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