ねえ、お母さん

          Rくん(4才)のお母さん


息子が生まれたのは、予定日よりも2週間近く早かったため、2610gと少し小さめではありましたが、ミルクもたくさん飲み日ごとに大きくなりました。近所に友達も出来一緒に遊んでいました。

その時は気にしなかったのですが、今思えば皆と少し違ったところがありました。テレビを見てても一緒に踊らない、呼んでもあまり振り向かない。子供にはそれぞれ゛個性゛があるからと思っていました。歩くのも遅かったので、言葉もそのうちでるだろうと病院にも行かず、のんびりと過ごしていました。まさか自分たちの子に゛障害゛があるなんて思いもよらなかったのです。しかし、3歳を過ぎても言葉がでない。そしてようやくおかしいと思い始め、いろんなところへ行き、相談をして゛いこいの家゛のことを知りました。親子教室に通いながら、亮太の為に出来る事なら何でもしてあげようと考えるようになったのです。

入園前は、朝は起きない、夜は寝ない、歩きたがらないなど心配事はたくさんありました。それが不思議なことに入園1ヶ月前から突然、早寝早起きになったのです。4月になり入園し、おやの方が不安でしたが、子供はうれしそうでバスにも嫌がることなく乗って行きました。そして少しずつ変わっていく子供の姿がうれしく、毎日ノートで園での様子を見るのが楽しみになってきました。

数ヶ月がたち、衣服の着脱が出来るようになった事に気づきびっくりしました。親はついつい手を貸してしまい、こんなことできないだろうと思いこんでいるのですが、子供は日々成長しているようです。それからポーテージで、まだ無理かな・・・と思っていることができるようになり、びっくりの連続です。1年目はあまり歩かず先生方を困らせていましたが、今年に入り急に歩くようになりました。言語もずいぶん理解するようになり、言葉だけの指示で動いてくれるので助かります。

家にいるよりいこいの家に行ってる方が楽しいのでは・・・と思えるほど大好きな゛いこいの家゛、先生方、同じ悩みを持つお母さん方に出会えてとても感謝しています。

成長して行くにつれて、いろいろな壁に突き当たると思います。そんなときには優しく見守って、自立できるように応援していきたいと思います。今はまだ言葉がでませんが、いつの日か「ねぇ、お母さん・・・」と話しかけてくれるようになるのを夢見て、子育てをがんばって行こうと思います。一緒にがんばろうね!


Copyright(C) 2002 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.238
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
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