ありがとう!そして がんばるぞ!

          Yくん(6歳)のお母さん


昨年の春、息子はいこいの家に入園しました。そして今年3月、もう卒園しなければなりません。
本当ならばもっと先生やお友達とたくさん遊びたかったのですが、ここまで元気になるまでにはいろいろなできことがあったのです・・・。平成9年3月8日、予定日より1ヶ月早く息子は我が家の長男として生まれました。妊娠中、エコー診察で体の異常はある程度告げられていました。そして帝王切開で出産、母との面会も無く別の病院に搬送されました。1348g。保育器の中で小さな体にたくさんのチューブや機械をつけている息子に会いました。思わず涙が流してしまいました。そのとき、主人が「息子は一生懸命がんばっているんだよ。息子の前では泣くのは止めよう。」と言いました。家に帰ってきてから何度も泣いたことはありますが、子どもの前で涙を流したのはこのときが最初で最後でした。

今思えば先の見通しのない長いトンネルを親子で歩いているようでした。毎日時間に区切られて面会をして、いろいろなチューブや点滴につながれていたため、自由に抱っこができるようになったのは生後8ヶ月頃のことでした。どんなにあやしても笑わない、というより笑える状況ではなかったのでしょう。1歳を目前にした頃から少しづつ笑顔を見せてくれるようになりました。

たくさんの手術を得て3年の月日が経ち、やっと退院し、家に帰ることができした。笑うことすらできなかった息子は今ではほんの少しのことでもケラケラと声を上げて笑ってくれます。力強く歩いてくれています。いこいの家に通うようになってからは自分でご飯を食べ、靴を脱ぎ、歌に合わせて手をたたいてくれるようになりました。もちろんできないこともたくさんありますが、今までそうだったように息子のペースで一歩一歩あゆんでいってくれればと思ってています。

1年という短い期間でしたが、いこいの家に通えて、私自身たくさんのことを学ぶことができました。本当に感謝しています。4月から小学校に通いますが、大きく力強くたくましく成長してくれることを願っています。
「Yちゃん、こんなにすごくなったんだ!。」と言われるように頑張ります。

がんばれ!お母さんも頑張るよ!先生方、お友達、ほんとうにありがとう。


Copyright(C) 2003 静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
出典:いこいの家通信 No.252
静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」
協力 ボランティア通信from静岡
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