成長

          朋晃くん(6歳)のお母さん


平成十一年八月十二日に次男朋晃を出産しました。二人目なので特別困る事もなく、子育てをしていました。

しかし3〜4ヶ月健診に行った時に、発達が少し遅いのと目のちらつきがあるからと、こども病院を紹介されました。

そして、こども病院を受診してみると、検査入院になってしまい、大人でもあまりした事のない様な検査を受け、出された病名は、「滑脳症」という病名でした。その病名は、普通の人は脳みそにひだが何本もあるのですが、それがほとんどないというものでした。先生から、発達が遅いだけでなく、余命についてもはっきりした事はわかりませんと言われたのが10ヶ月頃の事でした。

私達はその話を聞いた時、頭の中が真っ白で何をいわれているのかわからず理解するのに時間がかかりました。

そして、受診結果を家族に知らせた時は、皆、びっくりしていました。でも、「この子はいつまで生きられるかわからないけれどそれまで目一杯かわいがってやろうよ、この子にはこの子の使命があって生まれてきたのだろうからみんなで協力して頑張ろうよ」とはげまされました。

そして、この子の為になる事がないかと、行政の人やうみのこセンターの人達に相談したところ、いこいの家を教えてもらいました。

私達はいこいの家に見学に行き先生方もやさしく個人個人にあったやり方で接してくれていたのでここならと思い年中の時に入所をしました。

一年目は慣れない運転や、子供が風邪をひいたりして満足に通えない月もあったりで、ほとんど子供のもてる力が出せない一年間だったと思っています。

二年目はクラスも変わり、緊張もしていた朋晃でしたが、今では、毎日楽しく通っています。いこいの家に通うようになってからは、意思表示がはっきりできるようになったり、体も丈夫になったりと今まで以上に成長がみられ、うれしく思っています。

いこいの家の先生方をはじめ、これまでお世話になった人達には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

これからいこいの家を卒園して、養護学校へ通うようになっても頑張っていきたいと思いますのでそっと見守っていてください。


Copyright(C) 2006  こどもの杜「いこいの家」(静岡市心身障害児福祉センター)
出典:いこいの家通信 No.282
協力 ボランティア通信from静岡
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