パソコン講習会 in 下田市
下田市で行われた視覚障害者向けパソコン講習会 の第1回目の様子をお知らせします。
日時平成17年12月17日 土曜日 午前10:00から午後3:00まで
場所静岡県下田総合庁舎3F会議室 (静岡県下田市中531-1 )
主な活動内容静岡県東部地区及び伊豆地域にお住いの視覚障 害者を対象とした音声パソコンの操作方法の講習会において、講師とサポーターを務めました。
主催者日本網膜色素変性症協会(JRPS)静岡支部
事業名静岡県視覚障害者生活訓練委託事業
ご協力頂いた方及び団体(敬称略)視覚障害者情報機器アクセス支援グループと会員、静岡福祉大学教員、下田市社会福祉 協議会、静岡県 賀茂健康福祉センター

 受講者は視覚障害者が10名、パソコンサポーター希望の方1名でした。
 音声パソコンを使用して間もない方、普段は通常のパソ コンを表示拡大して使っている方、パソコンは使った事がないけど点字入力できるから使ってみたい方など持ち合わせている技能や経験が様々な方が集まりまし た。
  講習の内容は、午前はPCを音声パソコンとして使用する心構えや使用上の注意、キーボード配列の学習、普通のPCを音声パソコンとする音声化ソフトウェア PCTalkerの機能とそれを使用するためのキー操作方法の学習を行いました。午後は、視覚障害者向けワープロソフトMyWordで文章を書きながら、 各種編集機能の使用方法の説明と学習を行いました。



講師が受講者の皆さんに挨拶と講義の進め方を説明しているところを撮影しました。

 上記の写真の中央右で講師が受講者の方々に挨拶と講習会の進め 方について説明をしています。会場は2つの会議室 を間仕切を取り外した120平米程の広い部屋です。音声パソコン同士の音が混じって聞こえないよう5 個の島状態にテーブルを配置してそれぞれに受講者2名とサポーターが座るようにして講習を行いました。写真中央に1つテーブルが写っています。テーブルに は受講者1名につき1台のPCと外付けのキーボードを置いて、点字または拡大文字のテキストを見ながら講習を行いました。


講習会会場の後ろ半分部分を撮影しました。

  テーブル同士は2m以上離れており、写真右側と左 側にあるテーブルの周りに受講者とサポーターが席について講師の説明を聞いています。左側のテーブルの奥にもう1つのテーブルがあります。
  講習会当日は土曜日で建物の空調設備が作動しないためと、連日の冷え込みのために受講者の皆さんが寒い思いをしないで済むように電気ストーブが用意されま した。テーブルとテーブルの間に電気ストーブが置いてあります。実際は、外に比べれば暖かく寒さで凍えてしまう事はありませんでした。


ブースの中から活動の様子を写しました。

  サポーターのNPO会員(右)が、受講者が操作し たパソコンから発せられた音声を聞いて講習の内容について説明をしています。


手前に受講者、置くに社会福祉協議会職員の受講の様子を撮影しました。
  写真の手前には視覚障害者の受講者の方がいます。その奥に、今回、講習会開催に協力して頂いた下田市社会福祉協議会職員の方がいます。職員の方も1受講者 になり、講習の内容に沿って音声パソコンを操作して視覚障害者のパソコン使用方法を体験されていました。

  2回目の講習会を、2006年1月14日に同じ場所にて開催予定です。(2005年12月17日時点)
講習内容はインターネット体験 とEメールの送受信方法の学習です。
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