静岡RB 不整地走行&炊飯訓練&7月定例会

日時: 1998年7月5日 9:00〜

会場: 安倍川河川敷

参加者:

静岡RB 鷲巣さん、竹内さん、安西さん、
池田さん、日高さん、園田さん、
高野さん(一家)、小林さん、
鈴木(啓)さん、大森さん、西さん、
長嶋さん、青山さん、土岐さん、
冨永さん、鹿島さん(清水RB)、
北堀

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 静岡RB 不整地走行&炊飯訓練の報告です。梅雨時開催の為に降雨が心配されましたが、当日は快晴の元、無事訓練を行うことができました。 参加いただいた皆さんありがとうございました。
なお、記録担当が午前中しか参加できなかった為、午後の様子はお伝えできません。参加された皆様、Emailで結構ですので事務局まで感想をお寄せください。よろしくお願いいたします。m(_ _)m


朝、目覚めると時計は8時を過ぎていた…。ヤバイ!今日は9時集合だった!!
慌てて着替えてバイクを出す…。後はブーツを履いて…、履・い・て…、履〜い〜て〜!!!(きっつぅ…) いやぁ、数年ぶりに履くブーツは堅かった…。なかなかブーツに足が入らず、この段階で玉のような汗が…。

今日も熱くなりそうだ…。


1. 集合…

A.M.9:00、予定通り? 国150号線安倍川架橋下(中島側)に到着。既に何名か隊員が集まっている。

いつものごとく…

隊員A: え〜と、今日の進行は…。
隊員B: バイクを降ろしてっと…。
隊員C: おっ、ランツァだ、しかも新車だ…
隊員D: 何してんの?
隊員E: 来ねぇなぁ…
※ 問題: 該当する人は誰でしょう? 冗談です…。

いやぁ…静岡RBらしい集合風景です…。
隊員各位には7/5(土) 9:00から国150号安倍川架橋下(中島側)集合としか伝わってません。やることは不整地走行訓練と炊飯訓練。被災時を前提にしたこの訓練、果たして何名がどのような準備をしてくるか…。


集合場所を橋の下にしたのは大正解でした。幸い風もあり、日陰は涼しく快適に過ごすことができました。


XXさんのお尻…

もとい! 携帯コンロの品評会だったと思います…。違ったかな?
各隊員それぞれ必要と思われる機材を持ってきたので、みんなで内容チェックをしてるとこです。かく言う私は、走行訓練用のプロテクタしか持って行きませんでした。反省!
水、ビニールシート、携帯コンロにホルモン焼き…、ホルモン焼き? すでに炊飯訓練の準備も始まっていたのでした…。
話が変わりますが、オフブーツで来る人はサンダルが必須ですね。走行訓練の時はいいのですが、炊飯訓練では座りにくい、蒸れる、歩きにくいの三重苦を味わいます。走行訓練が終わったら、ブーツを脱いで楽になりましょう!


2. 走行訓練?

定刻となり、人数も集まったので走行訓練の開始となりました。と言っても…。長年トライアルをやってる人から、今日始めて河原を走る人までいろんなレベルの人が集まったのでまとめるのが一苦労。公道では普段体験しない後輪のロックや、丸太(細いやつ)越えを体験してもらうことに…。

転ぶ前に…

北: 園田さ〜ん!写真撮っとこうよ!
園: なんで?
北: だって走行訓練に参加するんでしょ?!
園: うん!
北: だったら今のうちに…
園: なぜ?
北: 傷つく前にバイクとの写真撮っといた方がいいでしょ?
園: ……。(なっ、なんて不吉な…。)そっ、そうだね!

で、パシャ!
無事転ばずに走行訓練は終了。ヨカッタ・ヨカッタ。


丸太越えは、対象木が細かったせいもあり、みんな事もなげにクリアして行きます。これじゃあ訓練にならん! 訓練内容を急遽後輪ロックに変更。 案の定? 後輪ロックがなかなか難しいようです。時速にして20kmも出ていない状態でも、後輪をロックすると姿勢が崩れてフラフラします。公道ではなかなかトライできない訓練です。これを機会にタイヤがロックした時の挙動を肌で感じてもらえたと思います。なお前輪ロックは、指導側が恐がったためトライしませんでした。弱虫…。(前輪ロック…やったら間違いなくコケたでしょう。by ヘタクソ)


あらよっと…

ちとトレールバイクじゃ無理かなぁと思っているところへ大森さん登場!! 華麗なトライアルワークを見せてくれました。 よ〜く見てください。前後輪が地面から離れてます。 脱帽。
この後、大森さんと鈴木さんに先導してもらい、オフ初心者軍団の走行訓練となりました。(ゆっくりとジグザグ走行&アップダウン走行を繰り返しました。)トライアルをやるお二人には、ちと物足りない内容だったかも知れません。しか〜し、オフ初心者にとっては顔が引きつる思いだったことでしょう…。(^o^y
いかがでしたか? > 初心者の皆様。

休み明けの今ごろ(7/6)は、腕がパンパンで、膝の内側にアザができてることと…。これに懲りず、また参加してくださいね!


3. 炊飯訓練?

はたから見ると、間違いなくバーベキュー大会を開いているように見える我々。しかし、実態は災害時を想定した炊飯訓練をしているのでした。で…

飯を炊く…

今回は、震災時の訓練ということもあり、ハイゼックスを使ってご飯を炊くことにしました。
被災していることが前提ですから、もちろん十分な水は用意できません。(実際に水は十分ありませんでした…。)ナベの中で沸騰している水は、「正・真・正・銘」 安倍川の水です。バケツで汲んできたのを使いました。ハイゼックスの袋に入っている分(紙コップ1杯分)が水道水です。

<一口メモ>
ハイゼックス … 緊急時にごく少量の水でお米を炊くことができるビニール袋(のような物)。私はてっきり「ハイゼックス」って言う米(又は米の入ったパック)があるんだと勘違いしてました。この袋は、熱による膨張が無い為、沸騰した湯の中に入れると中が加圧され、少量の水でも米が炊けるという優れものです。
お米がビニール袋に入っている為、ナベで沸かす湯に使う水は水道水である必要がありません。川の水や雨水でかまわないのです。前述でも報告していますが、実際に川の水を沸かして、お米を炊くことができました。

安倍川の水を使って炊く飯は…

ハイゼックスを二袋入れると…やっぱり、ちょっと窮屈ですかね?!この後で試食しましたが、なかなかうまいこと炊けてましたよ!
炊く時の注意としては、袋がお湯に浸かっていることです。沸騰したお湯の中に袋を入れると、袋が浮いてきてしまいます。こまめに様子を見て、袋が浮かないよう注意します。浮いてまま炊いてしまうと炊けたご飯と生米が混じって…。多分まずいでしょう。(ToT)

<一口メモ その2>
ハイゼックスでご飯を炊くには … お米と水は1対1の割合で袋に米と水を入れ、袋の中に空気が入らないように口を縛ります。米が炊けると容積が増えるので、袋には余裕を持たせます。(袋の口を縛る際、輪ゴム等は使わないで下さい。輪ゴムでは袋の気密が保てず、うまく炊けません。)
沸騰した湯の中に約30分入れておけばOKです。米が炊けてから1週間程度持ちます。また、米と一緒に梅干しを入れておけば、2週間程度保存が利くそうです。(試してないので事実確認は取っていませんが…。)
ハイゼックスは日赤病院で入手できるそうです。興味のある方は問い合わせてみてください。

4. 7月定例会

走行訓練も無事終了し、昼食を兼ねて定例会の開催に移りました。なお、この時点で記録担当は帰宅モードに入った為、以降の状況をレポートできません。午後も参加された方で、レポート送ってもいいよ!という奇特な方、インターネット事務局までメールでお知らせください。よろしくお願いします。m(_ _)m

もういいかなぁ…

鉄板焼きの準備風景です。鉄板の上に乗っかっているのは焼け具合を確認する為?のキャベツ。この後で哀れ黒焦げになりました。火力調整役は、竹内さんと西さんです。
ところで、西さん、ウィンカー直りました?
くつろぎモード…

炎天下の不整地走行訓練を終え、くつろいでいる様子。中には走行訓練に参加せずにくつろいでる人も…。
この写真では分かりませんが、走行訓練に参加した人は、全員大汗を掻いてました。やはりオートバイ走行はスポーツです!?




以上。



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