沼津RB主催 第二回 自衛隊体験入学(速報)

11月12〜14日にかけて行われた、沼津RB主催 第二回 自衛隊体験入隊の様子です。
日帰り参加者のレポートのため、速報として載せました。後日、宿泊組のレポート、写真が用意でき次第、正式なレポートを掲載します。まずは、今回「地獄の特訓」と言われたそのさわりが伝わればと思い掲載しました。

[自衛隊富士学校正門前にて]

どんな訓練になるのか?誰も知らないのでワクワクしてるようです。
そうそう、ここはバス停になっています。長時間の待ち合わせは、路線バスの運行に迷惑をかけますので、用意ができ次第速やかに富士学校構内に移動しましょう!
[訓練前の準備・・・]

まだ皆さん余裕の表情です。
一部、既に準備の段階で大汗(冷や汗?)をかいてる人がいました。
訓練に参加する前には、自分が乗るオートバイの整備を十分行って下さい。
訓練場内で故障したら、自分一人だけでなく、隊の全員に迷惑がかかることを肝に銘じて下さい。
[訓練の説明&地図の見方説明]

宿泊組は、いきなり訓練場内の地図を利用した移動訓練に入るようです。
コンパスと地図を使って現在位置を確認する方法、移動ルートなどの説明がありました。
この時、これから訓練を開始すると言うのに、愛車のガソリンが入っていないという隊員が多数見うけられました。
これから訓練を開始するのに、最低限準備しておかなければならないことは何でしょうか?一つ間違えれば大怪我をしかねない訓練を行うにしては、参加者の準備不足、意識の低さが気になります。我々は遊びに来ているのではありません。
心当たりのある方は、もう一度、この訓練の目的について考え直していただきたいと思います。
自衛隊の方々には、忙しい訓練の合間を縫って我々の活動に協力していただいています。訓練を受ける我々としては、最低限の準備と心構えを持って、訓練に向かうのが礼儀と言うものではないでしょうか?
厳しいことを言うようですが、今後も継続してこの訓練を開催していただくためにも、参加者の皆さんには十分な準備と、これは訓練であるという意識を持って参加いただきたいと思います。
[恐怖の沢下り]

分かる人には分かる状況です。(^^;;
高さにして5mはあるでしょうか、バイクの後ろをロープでくくり、上にいる隊員にロープで支えてもらいながらバイクを下の沢に降ろします。降りる際は、バイクに乗った隊員がロープを持つ隊員に対して、「ゆるめ!」、「しめ!」と大声で伝え、バイクが倒れないようにバランスを取りながら、ソロソロと下っていきます。無事、下についたら「到着!」、「ロープ解除!」と大声で伝えます。上でロープを支えている隊員は、この合図によって支えていたロープを緩め、次のバイクを下ろす準備に移ります。
口で言うとたったこれだけなんですが、実際にやってみると大違いで・・・。参加者ほぼ全員、降りる際に声が出ませんでした。(^^;; 降りている途中でパニックになって、「解除!」と叫ぶ隊員もチラホラ。(下ろしている最中に解除なんかしたら・・・ひっくり返って大怪我します。(^^;;)無事、下についた後、ホッとしたからでしょうかほとんどの隊員が「到着!」、「ロープ解除!」を言い忘れていました。上にいる隊員は、下に降り立った隊員の合図を待ってから、ロープを緩めます。声を掛け合うと言う、もっとも基本的なコミュニケーションを取るのがいかに難しいか、実感した訓練でした。
あまりにも声が出ないので、どうしたら声が出せるようになるか聞いたところ、一言「訓練です。」と答えてくれました。ごもっとも・・・。
[林の中にて・・・]

なぜこんな所にいるんだろう???ってな状況です。
ここに来るまで何回転倒したことか・・・。木の根に滑って転んで、坂が上れずにみんなでバイクを押して、疲労困憊です。気がつけば夕方が迫っていました。
晴れの日の昼間でさえ大変なのに、12日から参加したメンバーは丸1日雨の中、ぬかるむ足元でこの作業を延々夜中の2時までほとんど休みなく行ったそうです。脱帽です。まさに地獄の特訓・・・。


最後になりましたが、地獄の特訓を企画、運営してくださった沼津RB、自衛隊の皆さん本当にありがとうございました。
又、我々といっしょに行動していただいた教官以外にも、野営訓練のために影で一生懸命大量の荷物を準備、搬送をしてくださった自衛官の方々にもお礼を申し上げます。ありがとうございました。m(_ _)m


Reported by 北堀




戻る


Copyright 1997-1999 Shizuoka Rescue Support Bike Network.