静岡・レスキューサポート・バイクネットワーク


レスキューサポート・バイクネットワーク(通称RB)とは、バイクの機動力・人と人とつながり・インターネットのスピードと利便性を活かして、災害支援を行うボランティアグループです。

1995年1月17日、阪神・淡路大震災では、ご存知の通り、甚大な被害が発生しました。特に瓦礫による道路の通行止め、輸送物資を運ぶ車などでの大渋滞、交通網の麻痺という状況の中で威力を発揮したのがオートバイでした。中でもオフロードバイクは、渋滞や瓦礫の中を自由に走り廻り、震災時の救済活動には無くてはならない存在となりました。
RBはこの阪神・淡路大震災の直前に東海地震を想定して浜松市に誕生し、阪神・淡路大震災を契機に全国に広がりました。静岡県内には、静岡RBのほかに清水RB沼津RB浜松RBが発足しています。

静岡RBは、静岡市を中心にして予想される東海地震を含む静岡県中部地方の災害に対して支援を行っていきます。静岡RBは、静岡市医師会と協力に関する覚書を締結したことを手始めに、静岡地区災害時医療対策連絡会に参加し、東海地震発生時、各避難所における医療行為を、情報や物資輸送の面でバックアップします。

また、近隣地域への応援も可能な限り行っていきます。

被災時における、RBの基本的な役割は以下の二つです。

  1. 情報の収集と伝達
  2. オートバイの機動力と、それを支援するネットワークにより、被災地および避難所の情報を迅速、的確に収集し、自主防災組織や、行政等の関係機関に伝達するとともに、これらの関係機関における情報の伝達役として、救援活動の支援を行います。

  3. 緊急物資の運搬

    オートバイの機動力により、医薬品や輸血用血液などの緊急を要する物資の運搬を行います。

最近では、愛知県の水害被害、鳥取県の地震被害などに対してボランティアニーズの調査などにRBは活躍しています。 平時には、災害時にスムーズに活動できるよう、日ごろより情報伝達やコーディネート、運搬などの訓練を行っています。

平時、 地域の自主防災訓練にお邪魔してデモンストレーションを実施させていただいているのは、存在を知ってもらい活用していただくこと、日ごろより顔の見える活動により連携をスムーズに行っていくことを目的としています。 今後ともよろしくお願いいたします。

RBはボランティア組織であります。したがって、自分自身と家族の安全を確保した後に活動を開始することになります。ご理解をお願いいたします。

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