静身会報 第108号 発行所 社会福祉法人 静岡県身体障害者福祉会     静岡市葵区駿府町1-70     電話054-252-7829     FAX054-255-2011 発行  令和5年1月10日 発行人 岩瀬輝美 編集人 枝村和秋 新年のごあいさつ   社会福祉法人静岡県身体障害者福祉会 会長 岩瀬 輝美  新年明けましておめでとうございます。   謹んで初春のお慶びを申し上げます。  昨年は県福祉会の事業運営につき、ご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。  本年も何卒よろしくお願い申し上げます。  さて、昨年は明らかに世界史と日本史に残る事件がありました。ロシアによるウクライナ侵攻と安倍元総理大臣の暗殺です。 特に、一国が隣の国を武力で侵略するということが現実に起きたことに対し、強いショックを受けました。 まさか現代においてこのようなことが起きるとは思いもよりませんでした。第二次世界大戦が終わり、その後冷戦時代が続いたとはいえ、 国連の下でそれなりの秩序が保たれていたように思われたからです。また、新型コロナウイルスの感染が始まってから4年目を迎えますが、 このパンデミックも世界史に残ることはまちがいありません。20世紀は戦争と革命の世紀と言われますが、この21世紀はどのように総括されるのでしょう。  次に昨年の県福祉会の事業についてお話しします。  コロナの感染により、令和2年度、令和3年度は事業規模を縮小するなどして対応してきたところですが、コロナ株の変異状況や 感染者の重症化数の低下などから、令和4年度の事業はコロナ前に戻って行うこととしたところです。 また、昨年の3月をもって掛川市身体障害者福祉協会が役員のなり手がないことを理由に解散したことを契機に、正副会長と構成団体役員との意見交換会を 8月から9月にかけて実施しました。お忙しい中、多数の役員の方がたにご出席いただきありがとうございました。  意見交換会では、多くの団体がコロナを気にしつつも活動を継続し、あるいは始めようとしていることが分かりました。 また、役員会も定期的に開かれていることを実感しました。 一方、新規入会はほとんどなく、役場に置いてもらっている入会案内もあまり減らず、目に見える効果はあまり期待できない状況はどこも同じでした。 民生委員への働きかけなど何らかの積極的なアプローチが必要と感じています。  さらに、個人情報保護法による身体障害者の情報が手に入らないことから、出席された役員の方々の入会のきっかけを聞いてみますと、多くの方がたが 団体の人に声をかけられた経験を話されました。こうしたことを踏まえると、個人情報の取得について引き続き努力する必要がありますが、 結局は身近な身体障害者に声をかけていくことが基本であることも実感したところです。 皆様のご協力を得て今回初めて意見交換会を実施しましたが、直接生(なま)の声をお聞きし、大変有意義なものでした。改めて感謝申し上げるとともに、 県福祉会の今後の事業活動に活かしていきたいと考えております。  結びにあたり、市町福祉会のますますのご発展と皆様方のご健勝をお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします。 令和5年 元旦 要望活動の紹介 1 静岡県への要望  令和4年11月16日に県庁別館において、本会を含む県内身体障害者9団体(県福祉会、静岡県視覚障害者協会、静岡県聴覚障害者協会、静岡県車椅子友の会、 静岡県静鈴会、日本オストミー協会静岡県支部、日本心臓ペースメーカー友の会静岡県支部、静岡県中途失聴・難聴者協会、静岡県腎友会)の代表者と 八木静岡県健康福祉部長との懇談会が行われました。 冒頭、各団体の要望事項をまとめた『令和4年度身体障害者団体要望書』を、参加団体を代表して岩瀬会長から八木部長に手渡されました。  本会からは次の3点を要望しました。 1 障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法の啓発・推進 2 障害者差別解消法における合理的配慮に伴うバリアフリー化の費用に対する県の助成措置の新設 3 身体障害者手帳交付申請書の様式改正に係る国への要望 県からは年度末に書面で回答がある予定です。 2 国への要望(「令和4年度 日身連要望事項回答文書」より) (要望内容) 福祉避難所の確保については、全国的に進んでいない現状(22,078施設/令和元年10月1日)にあり、障害者を含めた要配慮者が確実に避難できる福祉避難所の 確保については地域間格差が生じないよう地方自治体への指導をしていただきたい。 また、福祉避難所の設置が進むよう、福祉避難所を開設した介護施設等に対する支援制度の新設等を検討していただきたい。 加えて、市町村に対して努力義務とされた個別避難計画の整備が円滑に進むよう地方自治体に対する支援の強化と指導をしていただきたい。 さらに、防災・減災対策の推進とともに、新型コロナウイルス等の感染症対策にも万全を期した福祉避難所の確保・設置など、国と地方公共団体が一体となって、 災害時の障害者支援体制の整備を早急に講じていただきたい。 (厚生労働省回答) 1 個別避難計画の作成には防災部局と福祉部局の連携した取組が重要であることから、内閣府及び当省関係部局連名による個別避難計画作成等への支援策等について、 令和3年6月に事務連絡を発出するなどの周知を行っています。 2 また、個別避難計画の作成には避難行動要支援者と日常的な関わりがある福祉専門職の関与が極めて重要とされていることから、上記に加えて令和4年3月に 障害保健福祉関係主管課長会議の場において、市区町村による個別避難計画の作成にあたっては、相談支援専門員などの福祉専門職等に対して協力を求める等 働きかけるよう、各自治体に対して周知しました。 3 防災・減災対策については、「防災、減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」に基づいて実施される「耐震化整備」「ブロック塀等改修整備」 「非常用自家発電設備整備」「水害対策強化」を社会福祉施設等施設整備費補助金の補助対象としており、対策の推進を図っております。 (内閣府回答)  要配慮者が確実に避難できる福祉避難所の確保について、「令和元年台風19号等を踏まえた高齢者等の避難に関するサブワーキンググループ」の報告書においては、 個別計画等の策定プロセスを通じて、事前に避難先である福祉避難所ごとに、受け入れ者の調整等を行い、避難が必要となった際に、 福祉避難所への直接の避難を促進していくことが適当であるとされている。  昨年5月の災害対策基本法の改正により、個別避難計画の作成が市町村の努力義務とされ、計画作成の優先度の高い避難行動要支援者について、 今後おおむね5年程度で作成するよう自治体に依頼している。  個別避難計画の作成に要する経費については、令和3年度に引き続き本年度も地方交付税措置が講じられている。さらに、市町村における取組を支援するため、 作成手順を明示した具体的な取組指針を提示するとともに、優良事例を全国展開するためのモデル事業の実施などに取り組んでいる。  新型コロナウイルス等の感染症対策については、 ・避難所への避難だけではなく、安全な親戚・友人宅等への避難やホテル・旅館の活用など、可能な限り多くの避難所の確保 ・マスク・消毒液等の用意など避難所の衛生管理 ・パーティション等を活用した避難者スペースの十分な確保、十分な換気など、コロナ禍における避難所の運営等について自治体への助言・指導に努めてきたところ。  今後とも、福祉避難所の数の確保を図りつつ、個別避難計画の作成とも連携して、障害者の方などが福祉避難所へ避難ができるよう取組を進めてまいる。 栄えある厚生労働大臣表彰  熱海市身体障害者福祉会副会長である堀部淳子さんが、障害を有しながらも、20年以上にわたり自立更生し、現在も生業に就いていて障害者の模範とするに足りると認められ、 「第72回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰」を受賞されました。  本年度の表彰式典は、新型コロナウイルス感染症感染防止対策等により規模を縮小し、令和4年12月5日にベルサール八重洲(東京都中央区八重洲)にて行われました (残念ながら、天皇皇后両陛下への拝謁は執り行われませんでした)。 静岡県身体障害者福祉会創立70周年記念 第64回静岡県身体障害者福祉大会  9月2日(金)、県総合社会福祉会館703会議室を会場に「第64回静岡県身体障害者福祉大会」を開催しました。  昨年は、コロナ禍により参集することは叶いませんでしたが、今回は、川勝知事や藪田県議会議長をはじめとする来賓の皆様にご臨席を賜り、第一部の式典、第二部議事、 そして、第三部の研修を行いました。  第三部の研修は、当会の創立70周年を記念して、にか奴亭三助さんに、「元刑事が語る 愛と笑顔の相談業務〜相手の立場 同じ目線 心に愛を〜」と題して講演していただきました。 [県知事] ◎知事褒賞贈呈者(3名) (身体障害者相談員20年以上の在職者) ・井上 健(伊東市) ・鈴木 進一郎(焼津市) ・高橋 廣行(磐田市) [会長] ◎一般団体・個人感謝状贈呈者(個人2名) (身体障害者の福祉向上に寄与し貢献があった一般団体又は個人で、会長又は市町団体長の推薦した者) ・柴山 直子(静岡県視覚障害者情報支援センター) ・足立 恵美子(静岡県視覚障害者情報支援センター) ◎県、市町その他関係機関感謝状贈呈者(1名) (県、市町その他関係機関において、引き続き5年又は通算して7年以上にわたり身体障害者福祉事業に従事し、功績顕著な者) ・伊藤 勝彦(静岡県静鈴会) ◎功労表彰状贈呈者(5名)(身体障害者相談員として10年以上在職し、功績顕著な者) ・鴨川 都(熱海市) ・北堀 百々代(焼津市) ・増田 詔雄(島田市) ・橋本 進(磐田市) ・疋田 よし江(湖西市) ◎自立更生表彰状贈呈者(11名) (身体の障害を克服して自立更生し、一般障害者の模範となる者で市町団体長の推薦した者) ・平尾 辰夫(函南町) ・加藤 忠弘(清水町) ・古木曽 靖子(長泉町) ・矢澤 孝江(熱海市) ・杉山 典行(三島市) ・岡村 文代(藤枝市) ・村井 まち子(島田市)・山内 彌壽夫(吉田町) ・平川 次郎(菊川市) ・鈴木 春仁(磐田市) ・伊藤 繁正(湖西市) 県知事褒賞受賞者 感謝の言葉  国はコロナウイルスと共存してゆく道を選びましたが、マスクがはずせない不安の中、第64回静岡県身体障害者福祉大会が開催されました。  私自身も知事褒賞を戴き、川勝知事よりお言葉と褒状を直接頂戴して心よりお礼申し上げます。  私は、昭和30年に磐田市身体障害者福祉会の会員になりました。それから今日まで、仕事の都合などで活動ができなかった時期もありましたが、主に青年部、 青壮年部の活動に力を注いできました。始まりは昭和44年、磐田市で青年の集いが開催されるので一緒にやりませんかと磐田市福祉課から誘われたことでした。 その後、西部ブロック会でソフトボールの普及に協力してほしいという話があり、すでに活動していた浜松・浜北・引佐に天竜・磐田も加わり普及に努めました。 西部ブロック青年部長を引き継いでからも会員の皆さんと様々な活動を行ってきました。  身体障害者相談員としては、平成5年に委嘱を受けてから29年間活動を続けてきました。皆さんのお役に立てたか分かりませんが、この表彰を励みとして、 今後とも皆さんと共に期待にそえるよう歩んでいきます。この度は誠に有難うございました。                                 受賞者代表 高橋 廣行 第17回静岡県身体障害者フライングディスク大会 日 時 令和4年11月25日(金) 9:25〜11:50 場 所 静岡市中央体育館 アリーナ 主 催 静岡県身体障害者福祉会 後 援 静岡県、静岡県障害者スポーツ協会 協 力 しずおか障がい者フライングディスク協会      静岡女子高等学校(ボランティア) 参加者 各ブロックにおいて選抜された20チーム  合計93人 (うち伊東市・清水町B・磐田市Cは個人戦のみ参加)  今回は、コロナ対策はしながらも人数制限の緩和など、できる限りコロナ禍以前のやり方に戻して開催することを目指しました。  団体戦は1チーム5人、それぞれ10投を2回の総得点で勝敗を決しました。1チームが構成できず個人戦のみの参加となったところもありましたが、 日頃の練習の成果を発揮して選手全員がベストを尽くしました。 詳細は、ホームページ(http://www.e-switch.jp/shizuoka-shinsyo/)にも掲載しています。 【団体戦】 順位・チーム名・1回目の得点・2回目の得点・合計得点の順 優 勝 熱海市  40  40  80 準優勝 三島市  40  40  80 第3位 裾野市  42  34  76 第4位 菊川市A 34  41  75 第5位 焼津市  40  32  72 【個人戦】 順位・チーム名・氏名の順 第1位 三島市  三谷 輝夫 第2位 磐田市A 渡辺 一雄 第3位 熱海市  岩瀬 輝美 山梨県立介護実習普及センターを見学して    磐田市身体障害者福祉会 実施時期 令和4年6月28日(火) 参加人数 60名 実施内容 ・介護実習普及センター(福祉用具の展示・体験実習・講話)      ・武田神社参拝      ・ハイジの村(ハイジの村・クララ館・昼食)      ・さくらんぼ狩り  介護実習普及センターを見学・体験して一様に感じたことは、無理のないやさしいお世話ができるように、介護に関するいろいろなお手伝いができる様に いろいろ工夫されており、正に福祉の第一歩であると感じました。  また、施設内では介護・福祉用具の相談、介護講座・研修、福祉用具の展示等、様々な事業を展開しており、大変参考になりました。  介護は、「先の見えない長距離走であり、介護者や家族だけで抱え込まず、身近な相談窓口を活用等し介護者自身の負担を軽減して、共に健康な生活が送れるように しなければならない」と言われていたことが印象的でした。 ブロックだより 東部ブロック   下田市身体障害者福祉会                                  今年度の活動  今年度も総会は、コロナの関係で書面にて議決の承認を得ました。  5月に、生前下田市身体障害者福祉会の会員であった後藤早苗の歌集(遺歌集)「野菜とわたし」を会員に配布しました。  例年、6月か7月頃バス旅行を企画していますが、今年度も中止をしました。出来ましたら2月頃、近場での小旅行が出来たらと思っています。  10月23日に、市の福祉事務所や社会福祉協議会が主催する「下田市ふれあい広場」が3年ぶりに実施されました。私たち下田市身体障害者福祉会も参加いたしました。 レトルトカレー、ご飯、マスクなどを用意しまして、入会募集のビラを配りました。入会者は1名ありました。今年度は、コロナの関係で半日開催となりましたが、 思ったより多くの来客がありました。事前に会員には「ふれあい広場」の開催チラシを送っておりましたが、来場する会員は少なかったのが残念でした。 ただ、その後、来ることの出来なかった会員には、レトルトカレー、ご飯、マスクなどをセットにして送りました。  賀茂スポーツ大会もなかなか実施できない状況にありますが、下田市だけでフライングディスクや輪投げなどしようという意見もあり、前向きに検討していきます。 あと、食事会などが出来たらと役員会で話し合っています。 中部ブロック           島田市身体障害者福祉会                                  家族ふれあいスポーツ大会を開催しました 日時 令和4年10月22日(土)10:00〜 会場 島田市ローズアリーナ 競技種目 @輪投げ Aフライングディスク  過去2年間、新型コロナの関係にて「家族ふれあいスポーツ大会」は中止となっていましたが、諸般の状況を考慮したとき、会員同士の相互の親睦と、健康増進、 自立意識の欠如等を鑑み、令和4年度は島田市身障福祉会活性化の為、会場内環境、競技種目、ディスク消毒等、コロナウイルスに対して最善の注意をして実施しました。  また、今年度に限り市福祉課の支援、御来賓の出席は無し、したがって、身障福祉会役員はもとより、協力できる参加者にて会場内の設営、終了後の片づけ、モップがけをしました。 会長挨拶の中で、参加者全員が楽しく、事故・ケガのないよう楽しい思い出に心がけていきたいとの話がありました。  競技では、輪投げは選手の輪は思うように届かず、フライングディスクでもディスクはなかなか言うことを聞いてくれず大爆笑…。参加者全員が1、2、3位入賞できるよう、 タスキの色で3チームに編成、参加賞、お弁当もいただき、会員同士で身障福祉会⇔暗いイメージはなく、和気あいあいとして楽しかったね、また次回もお会いしましょう、と 参加者からの言葉がありました。  短時間ではありましたが、意義ある大会となりました。身障福祉会各行事の基本として、「家族ふれあいスポーツ大会」「家族ふれあいバス研修旅行」は末永く続行していきたいと思います。 西部ブロック     菊川市身体障害者福祉会                                  組織の活動  人柄の良い会長を中心に、各役員は役職の役割を果たし、毎月1回の役員会を通して年間行事を推し進めています。本当に不思議なことに、その組織の活動を見ていますと、 みんな障害者なのに健常者のように思います。  例えば何かの行事の会場を準備するとき、いち早く駆けつけて(行政の助け大いにあり)あっという間にできてしまいます。また月1回の役員会の時は、 それぞれの役職の意見を出し合ってしっかりまとめて、自分たちも喜んで参加して楽しんでいます。この雰囲気はどこから出ているのだろうかと思うくらいです。 こうした雰囲気はもう何年も続いているので、いつか菊川市の障がい者の人たちも自分も参加してみたいと思うようになってくれるかもしれません。  毎年毎年会員が減少していく中で、ほんの数人ですが関心を向けてくれます。それで減少を嘆くのではなく、やる気を起こしこれからも活動したいと思います。  菊川市のメインイベントはスポーツ大会です。もう何十年も行っています(第1回平成18年、今年は17回目)。新聞に載せてもらったり、広報菊川に掲載してもらっています。 そしてみんな参加して楽しんでいます。体を動かし、楽しい交わりを通して障がいを忘れて楽しんでいる姿を見ると、もっと頑張ろうと思います。 藤枝市健康福祉大会で表彰されました  藤枝市身体障害者福祉協会  9月23日(金・祝)に藤枝市、市民会館で藤枝市健康福祉大会が開催され、福祉功労者と元気はつらつシニア大賞の表彰が行われました。  大会会長表彰は、写真右から井出一史(NPO法人障害者生活支援センターおのころ島役員)、河原ア守也(藤枝市手をつなぐ育成会役員)、磯部勝弘(藤枝市身体障害者福祉協会役員)、 (写真中央:大畑副市長)、三嶋末子(藤枝市重症心身障害児(者)を守る会役員)、小野清子(NPO法人精神保健福祉藤枝心愛会役員)、山本利彦(社会福祉法人藤枝すみれ会役員)、 八木克身(社会福祉事業協力者)の7名が受賞しました。藤枝市障害者福祉向上のために永年頑張っている人達です。 静岡県障害者芸術祭参加事業 第48回静岡県障害者文化作品展を開催しました 開催日 令和4年11月10日(木)〜15日(火) 場所 静岡県総合社会福祉会館 1階展示ギャラリー 他  今年は、県内各地より絵画・書道・写真・工芸・手芸・文芸書画の6部門に154点の作品が出展されました。  初日の10日に行われた審査で、最優秀賞(静岡県健康福祉部長賞)5点、優秀賞(静岡県身体障害者福祉会・会長賞)9点、特別賞(静岡県社会福祉協議会・会長賞)4点、 努力賞(静岡県身体障害者福祉会・会長賞)7点の計25点の入賞作品が決定しました。また、今年度も特別支援学校から多数出展していただき、受賞作品以外の作品には奨励賞を贈りました。 期間中、多くの来場者にご鑑賞いただき、「どの作品も力作揃いで感動した」「特別支援学校の生徒さんの、様々な製作方法を使った絵画が素晴らしかった」 「作品から刺激を受け、自分も頑張って制作してみようと思った」等、たくさんのメッセージをいただきました。  最終日には表彰式を行い、3年ぶりに直接入賞者へ表彰楯をお渡しすることができました。来年度も、たくさんのご出展をお待ちしております。  最優秀賞の受賞者は下記のとおりです。 部門・作品名・氏名・所属・障害区分の順 絵画部門  川越逍遥「窓」 渡邉 新一郎  パーキンソン病友の会  パーキンソン病 書道部門  道  望月 由稀  県立中央特別支援学校 写真部門  朝の輝き  鈴木 英行  島田市  視覚 工芸部門  熊本城  永井 正弘  菊川市  心臓機能 手芸部門  招福(お花紙アート)  比企 芳太郎  熱海市  視覚 ※その他の入賞者は、静岡県身体障害者福祉会のホームページ(http://www.e-swich.jp/shizuoka-shinsyo/)に掲載しておりますのでご覧ください。