静岡県ボランティアフェスティバルinしずおか

街角アンケート調査結果

調査年月日1996年3月17日(日)
調査場所 静岡市(静岡駅コンコース,呉服町通り)
有効回答数299
(調査)社会福祉法人 静岡県社会福祉協議会ボランティアセンター


回答者の内訳

年齢
内訳 人数(人) 割合(%)
10代 102 34.1
20代 64 21.4
30代 27 9.0
40代 29 9.7
50代 22 7.4
60代 25 8.4
70代 11 3.7
無回答 19 6.3
10〜20代の若年層が全体の5割

性別
内訳 人数(人) 割合(%)
男性 71 23.7
女性 214 71.6
無回答 14 4.7
女性が全体の7割

職業
内訳 人数(人) 割合(%)
中学生 35 11.7
高校生 26 8.7
学生 47 15.7
主婦 61 20.4
会社員 71 23.7
自営業 2.7
公務員 1.3
その他 22 7.4
無回答 19 8.4



調査結果

(1)あなたは今までにボランティア活動をしたことがありますか?
内訳 人数(人) 割合(%)
はい 129 43.1
いいえ 170 56.9
ボランティア活動をしたことがある人は,全国調査の結果よりも高い数字となっている。

(2)あなたは今後ボランティア活動をしたいと思いますか?
内訳 人数(人) 割合(%)
はい 235 78.6
いいえ 55 18.4
無回答 3.0
はいと答えた人は,阪神・淡路大震災以降のボランティア活動への参加意欲の加速化傾向をそのまま現していて,高い数字になっている。

いいえと答えた方の理由

(・)その活動分野は?((2)の質問で「はい」と応えた方だけに質問)
内訳 人数(人) 割合(%)
老人 90 38.3
障害児者 69 29.4
児童・青少年 48 20.4
環境美化・自然保護 86 36.6
文化・スポーツ 40 17.0
海外援助・国際協力 37 15.7
その他 2.1
無回答 0.4
高齢化,地球規模の環境汚染に対する関心の高さが伺える.

(3)バスや電車にお年寄りや障害を持つ人が乗ってきた,どうしますか?
内訳 人数(人) 割合(%)
率先して席を譲る 91 30.4
自分の近くにいれば譲る 187 62.6
気になるが譲らない 15 5.0
気にならないので譲らない 1.0
無回答 1.0

(・)「気になるが譲らない」と応えた方だけに,その理由は?(複数回答可)
内訳 人数(人)
恥ずかしい
かっこ悪い
わざとらしい
偽善的
その他

(4)お隣りに一人暮らしの障害を持つ方が引っ越してきました。どうしますか?
内訳 人数(人) 割合(%)
何か手伝えるかもしれないので,声をかけてみる 178 59.5
人の家のことなので気にしない 21 7.0
相手から声をかけられるまで何もしない 78 26.1
その他 2.4
無回答 15 5.0
その他と答えた方の回答内容

(5)障害を持つ人にとって,静岡の街は外出しやすい街だと思いますか?
内訳 人数(人) 割合(%)
設備は整っている,人の援助も受けやすい 35 11.7
設備は整っているが,人の援助が受けにくい 69 23.1
設備も整っていないし,人の援助も受けにくい 107 35.8
わからない 70 23.4
その他 10 3.3
無回答 2.7
その他と答えた方の回答内容
静岡県車いすガイドマップ

(6)次の中で聞いたことがある,知っている言葉を選んでください.(複数回答可)
内訳 人数(人) 割合(%)
バリアフリー 18 6.0
福祉のまちづくり条例 75 25.1
ノーマリゼーション 42 14.0
公的介護保険 119 39.8
社会福祉協議会 183 61.2
ボランティアセンター 174 58.2
無回答 35 11.7
社会福祉協議会,ボランティアセンターは周知度か高い。
比較的新しい概念の「バリアフリー」(建物や道路などをハンディを持つ人が利用しやすいよう考慮した設計にすること。段差を無くす,手すりの設置等がある。)はやはり周知度が低い。
「公的介護保険」は新しいが,高齢化問題への関心が高いためか,周知度が高い。
福祉のまちづくり条例」は静岡県が最近制定したことでもあり,比較的高い周知度となった。
「ノーマリゼーション」は比較的古くから出ている概念だが,思ったほど浸透していない。


Copyright(C) 1996 ボランティア通信from静岡
Copyright(C) 1996 社会福祉法人 静岡県社会福祉協議会ボランティアセンター