活動レポート(02)

いこいの家・夏祭り・ボランティア


活動場所 :静岡市心身障害児福祉センター「いこいの家」

活動日  :平成7年8月

活動内容 :

  1. 模擬店(ゲームコーナー)での係員
  2. 後片付け

 地域の人々との交流を図り,施設や障害者の理解を深めて貰うことを目的として,施設内に夜店等を出して行われるいこいの家夏祭りが開催されました。今回は,そのお手伝いです。

 参加者は〔TAKA〕,〔おおはし〕の3名です。

 私達を含めて,約60人の方がお手伝いにいらしていました。中高生や大学生,主婦,専門学校生と様々です。特に厚生保育専門学校や山水歯科衛生士専門学校からは大勢の学生が参加していました。

 いこいの家職員による仮装は,まるでテレビの中から抜け出して来たかのような完成度で,子供たちは大喜びでした。

 私達二人は,ゲームコーナーの担当になりました。〔TAKA〕が“射的”,〔おおはし〕が“輪投げ”です。
 “お客さん”として来るのは,近所の子供や施設の子供と様々です。子供相手の商売(?)は大変。子供特有の興奮と悪ふざけで大混乱に陥りました。

 ここで気がついたのが,姉弟または姉妹で来ている場合,お姉さん(小学4年生位)は弟妹の面倒を“大人”となって見て,弟妹はしっかり言うことを聞いていました。
 しかし,母子で来ている場合,子供はお母さんの言うことを一向に聞こうとせず,お母さんはあまり強く諭そうとしません。(玩具売り場での『これ買って〜』状態になって,他の子供がゲームできなくなっても・・・)

 最後のイベント「花火」を以て,嵐のようなお祭りが終了しました。

 目的の一つである“施設の理解は深める”が達成できたかどうかの判断はさておき.少なくとも施設の子供達や近所の子供達みんなが楽しめる素敵なイベントだったと思います。
 今後もイベント運営に協力するのは勿論の事,子供たちが喜ぶ企画の立案も出来たらと思っています。


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