保育所の保育士


赤ちゃんから子どもへ
成長とともに泣き・笑い・喜び、そして感動の日々。

仕事の内容
仕事と育児を両立させている父母をささえ、乳幼児を保育しているところが保育所です。そこで働く保育士の仕事は、乳児から就学前の子どもまで、養育はもちろんのこと、食べる・眠る・排泄するといった生活の手段を上手に身につけさせ、また、就学に向けては一人ひとりの教育にも配慮しています。快適な環境の中で、豊かな心と体を育んでいきます。
きめ細かい配慮が必要とされる、産休明け保育、0歳児保育、障害児保育、アレルギー児への対応なども、ニーズに応じて行っています。

ある1日をふりかえって
「朝の保育」にはじまって、遊び、おやつ、昼食、お昼寝などがあり、「年齢別保育」「クラス別保育」へ、そしてさらには「夕方の保育」「特別・延長保育」と続きます。仕事を持つ父母の時間などのニーズに少しでも応えられるようになっています。
子どもたちは、遊び、食事、睡眠と楽しく1日を過ごしていきます。子どもたちの世話とともに年齢別の遊びの企画や、親からの記録を読んだりそれに応えたりする連絡業務、保育記録への記入なども行います。子どもと一緒になって楽しく充実した1日が過ごせます。

ここが魅力
職員集団・子どもの家族・地域の人たちなど、人との関わりの中で行われている保育。その中で、日々成長していく子どもたちに触れ、毎日何かしら成長、進歩し、新しい発見の感動があります。子どもの成長とともに歩んでいける養育する喜び。それが保育士のやりがいであり、魅力です。
人を育てる仕事は、教えられることも多く、逆に、自分も共に学び、成長する機会に恵まれるすばらしい仕事です。

保育士になるには
厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校、短大等の保育科を卒業するか、保育士試験に合格することで、保育士資格が取得できます。
未来をになう子どもたちを育てる職業ですから、健康であり、何事にも好奇心旺盛で、前向きに行動する方。そして、子どもの好きな方なら誰でも、親とともに子どもの成長を喜びながら保育ができるでしょう。


Copyright(C) 1995,1996-2002 静岡県ボランティア協会
出典 「Volunteer・ガイダンス(手引き)」
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