CATSの語源は?



CATSは、Computer Assistance for The Sight challengedの略で、
日本語に訳せば、視覚障害者のためのパソコン支援と言うことになります。
 また challengeには、困難に立ち向かっていくと言う意味もあり、ICTを活用して、QOLを高めようとする本会の目的にぴったりの言葉となります。
 私たちの会は
本会のあゆみ をお読みいただければお分かりのように
発足当時は、「視覚障害者趣味の会」として、生活情報部、社交ダンス部、英会話部の3部門で活動していました。
 その後、社交ダンス部と英会話部は講師の手配がうまく行かず、休部となりました。
 一方、生活情報部は、視覚障害者にも漢字かな混じ文が書けるパソコンが登場したことで、
ワープロなどを含めたパソコン操作覚えたいという人たちが増えていきました。
 その結果、視覚障害者趣味の会は、パソコン学習会を中心とする活動へ次第にシフトしていきました。
 会の名称も、「視覚障害者情報機器アクセス支援グループ」という別名をつけ、
毎月開催する定例会もITに関する情報交換やパソコン操作の学習、
サポートが主な内容となりました。
 こうした中で、「視覚障害者情報機器アクセス支援グループ」という名称は、
長すぎて覚えにくい、もっと簡単な略称を考えてほしいという声が会員から寄せられました。
 そこで、いくつか候補が寄せられましたが、
平成12年12月、多数の会員の指示を受けた「CATS」が正式略称となりました。

  エピソード:平成15年5月に、CATS10周年記念式典を静岡市で行いましたが、
丁度、その時は、隣の建物で、劇団四季の「CATS」の公演が行われていました。
 式典に参加する視覚障害者を誘導するため、
CATSと書かれた小旗と、鈴を持って路上に立っていたところ、
公園会場に行く人が「キャッツの会場はどこでしょうか」と尋ねた人が結構いました。
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