花吹雪の後は、花莚に、花筏(2008年 4月 9日)



花吹雪の後は、花莚に、花筏。(2008年 4月 9日()  CATSの皆さん、こんばんは。
静岡の西川です。
 静岡に春をつげる、静岡浅間神社の大祭。廿日会祭(はつかえさい)と、静岡祭も終えて、市内も静かになりました。
 今年は天気にもめぐまれて、毎日のように市内にはおねりや、(静岡では山車の事を、おねりと言います)、色々な行列もくり出して、浅間神社でも、稚児舞の奉納をはじめ色々な神事が行なわれました。
そして、浅間山や、駿府公園の桜の下でも飲めや歌えやの、花見客で大賑わいになりました。
 皆さんのところではいかがでしたか。
 そして、祭りが終えた一昨日は台風並みの春の大嵐。夜半になって、雷が近くに落ちたかと思ったら、土砂降りと、突風で一晩中大荒れとなりました。
家はがたがたとゆれるし、植木鉢が飛ばされないかと心配したりで、おかげで翌日は寝不足になってしまいました。
 この、お祭でうかれたあとの、春の大嵐、強烈なカウンターパンチっといったところでしょうか。
皆さんのところでは被害はありませんでしたか。

 この春の大嵐で、近くの土手の桜並木もすっかり散ってしまいました。
毎日歩いている土手の並木道には散った花びらで、まるで雪が降った後の花のジュータンのようでした。
近くの小川にも散った花びらが幾重にも流れていました。
 ところで皆さんはご存知でしたか。
私も最近耳にしましたが。
 桜吹雪の後の花びらのジュータンこれを、花莚(はなムシろ)。散って流れていく花びらのことを花筏(ハナいかだ)っと言うそうです。
 昨日は、こんなことを思い出しながら、花びらのジュータンの上を歩いて、仕事に出かけました。
 それにしても、桜吹雪にハナムシろ。
桜吹雪に花筏なーんって…。日本人の感性で
しょうか。
情緒たっぷりでとてもいいかんじですネー。
 夕方近くの小川の土手では、早くも名も知れぬ、夏の虫が静かに鳴いていました。

 静岡浅間神社の大祭、廿日会祭は、インターネットで、廿日会祭、または、ひらがなで、はつかえさいっとアクセスすれば祭りの様子を知
ることが出来ます。
 それでは、皆さん季節の変わり目です、ご自愛下さい。
4月9日 西川


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