CATSの活動の基本ほか ●私たちの願い
・1人でも多くの視覚障害者が、パソコンやスマートホン、タブレットなどのICT機器を使えるようになって、便利で楽しい生活を送ってほしいと願っています。
・パソコンやすまーとほんは難しいと思っている視覚障害者にも、その便利さと楽しさを実感してもらい、日々の生活の中でこうした機器を、眼の代わりとしてフルに活用できるようになってほしいと願っています。
・視覚障害者がインターネットや各種ICT機器を使って、様々な情報を自由に入手できるようになってほしいと願っています。
今やパソコンやスマートホンを中心としたICT機器は、視覚障害者の生活を支援する道具として、欠くことのできないものとなっています。
視覚障害者もパソコンやスマートホン、タブレットなどのICT機器を使うことで、文字の読み書きや、物品認識、物品管理など、情報の入手や発信が自由にできるようになったり、単独外出時の周辺情報入手などができるようになります。。
こうしたことから、視覚障害者のICT機器(特にスマートホンなど)の操作の習得ニーズが大変高くなっています。
しかし、こうしたニーズに応えるための社会体制は、まだまだ整っていません。
そこで、この状況を少しでも改善しようと、私たちは平成3年から視覚障害者対象のICT機器サポート活動を開始しました。

当初は講習会や訪問サポートが主な活動でしたが、最近はICT機器の環境の多様化により、そのサポート内容も大変多岐にわたっています。
サポートスタイルもインターネットオンラインや電話などを利用したリモートサポートも増えています。
サポート地域は県内はもとより、県外にも及んでいます。
 私たちの活動理念は「パソコンやスマートホンなどのICT機器の世界を知らない視覚障害者を
一人でも多く、この世界に導き、現在の生活をより楽しく、より充実したものにしてほしい」というものです。
・「もう本も読めないし、文字も書けない」と諦めていた、中途視覚障害者が、パソコンを使って本を読んだり、手紙を書けるようになっています。
・人生半ばで社会とのつながりを全く失っていた、中途視聴覚障害者(盲聾者)が、
パソコンを使うことで、再び社会参加ができると、胸をふくらませています。
・家族に書いてもらっていたリクエスト葉書が、自分一人で出せるようになったど喜んでいます。
サポートの主軸は、Peer to Peer、つまり当事者(視覚障害者)による当事者へのサポート)です。
会員の多くは、CATSのサポートでスキルアップした人たちです。
 こうした人たちが、新しくパソコンを始めたい視覚障害者をサポートしています。
 このスタイルは、相手の立場を理解しやすいために、より適切なサポートが可能で、相手に受け入れられやすいのです。
また、このサポートスタイルは、人生への自信を失っていた中途視覚障害者にとって「自分も人の役に立つンダ」ということを実感する場ともなり、生きる力を喚起する機会ともなっています。

 CATSはこれからも、
視覚障害者の、あらゆるICT機器ニーズに対応し、幅広い活動を展開して参ります。
●会員状況(令和2年4月現在)
 会員数 視覚障害者、約80名
●令和2年度の役員
代表・会長   増本 旭(静岡県)>
副会長  中山 孝彦(神奈川県)
会計   秋山 (静岡市)
事務局   岩田 (袋井市)
システム担当 増本 (袋井市)
編集担当 中山 (神奈川県)
 
●会員の特徴
・女性が会員の割合が多い。
・中途視覚障害者が大半を占めている。
・比較的年齢の高い会員が多い。

●会員地域
静岡県を主に関東地方から中国地方まで会員がいる。

●入会について 平成26年5月現在
入会金1,000円
年会費 3,000円
但し、以下に該当する会員は2000円とする。
・県外会員
・同一家族内の2人目以降の視覚障害者会員
また、家族会員(会員の視覚障害以外の家族)は1500円とする。

本会への問い合わせは、下記の注意を確認の上、メールで
こちらへ、お願いします。なお、アドレスの@が△で書いてありますので、@に直して送信して下さい。
注意:題名は必ず「CATSへの問い合わせ」として下さい。
  メールの形式は、必ずテキスト形式でお願いします。
  題名の違うものや、Html形式のメール、添付ファイル付きのメールは受け取れませんのでご注意下さい。

事務局所在地
静岡県袋井市
 視覚障害者情報機器アクセス支援グループ

(郵政省点字用郵便物発受施設認可)



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