そして病院や入院生活に慣れてきたら、いろいろな生命に関する本「100万回生きたねこ」「葉っぱのフレデイ」「ハガネの歯」「トムテ」「ひかりの世界」「ほしとたんぽぽ」「カラフル」「夏の庭 The Friends」「ハリー・ポッター」を選んであげましょう。もし友だちの死に出会い、その子のことを知りたい欲求がある場合は、正直にそして子どもの理解度に合わせて死について話してあげましょう。そのような時に以下の絵本は「わすれられないおくりもの」「ずーっとずっとだいすきだよ」「いつでも会える」「アニーとおばあちゃん」等が役立つと思います。再発で入退院を繰り返したり、自らの死期を悟った時にもきっとこれらの本は役立つと思われます。また、子どもを亡くした遺族に対しては御悔やみの言葉の代わりとして、「わすれられないおくりもの」や「十二番目の天使」を贈ると、遺族の死の受容の手助けにもなります。