山本勘助と、流鏑馬祭りを尋ねて。(2007年 5月 7日 ほか)



 静岡の西川です。
 今年のゴールデンウィークの最後は、雨の日曜日となりましたが、それでも連休中はまずまずの天気でよかったですね。
 皆様はいかがでしたか。
 私は、ガイドさんの協力で連休の土曜日、富士宮方面にJR主催のさわやかウォーキングに出かけてきました。
 これは、NHK大河ドラマ風林火山にちなんでの山本勘助(やまもとかんすけ)(ゆかりの地と、流鏑馬祭り満喫ウォーキングでした。
 当日は、身延線の入山瀬駅(イリヤマセ駅)から富士宮浅間神社を経て富士宮駅までの約10キロの里山を歩くコースでした。
 途中、勘助の父と母の木像が残されている代信寺や、 勘助の本家と言われる吉野家の、江戸末期の長屋門と、大正13年に、昭和天皇の
ご成婚を祝して建てられたといわれる、山本勘助、生誕の地の記念碑が迎えてくれました。
 ウォーキングは、ちゃばたけや、林をぬけたり、勘助坂と言われる坂道を下ったり登ったり、また、勘助の母の墓参りをしたりで、ひと汗もふた汗も、み汗も掻きました。
 森林の中の農道を歩いていると、あちらこちらから、うぐいすや、コジュケイや、名も知れぬ野鳥のさえずりが聞えてきました。
 疲れて、道のわき出一休みすると、新茶の香りや、名も知れぬ草花が風にゆれて、とてもここちよいいやしを感じました。
 歩いていると、潤井川(うるい川)の、ゴウゴウと流れる谿谷を眺めたり、 こんなところでと、思われるところに富士山の伏流水と想われる清らかな水が、あちらこちらで村の中を流れていました。
 ウォーキングの最後は、富士宮神社での、流鏑馬祭りでした。
 この、流鏑馬神事、源頼朝が1192年、鎌倉幕府を開いた次の年富士の牧狩の帰りに、富士宮神社に立ち寄って流鏑馬を奉納したことが初めとか…。。
 疾走する馬の、馬場(ばば)からインヨー、インヨーと叫びながらマトに矢を射る姿に昔からの若き武者の姿に どよめきと、喝采を感じました。
 残念ながら、今日は富士山は雲がかかり眺めることが出来なかったようですが、それでも、地元の皆さんの、富士茶の接待や、勘助太鼓の歓迎を受けたり楽しい1日でした。
 ウォーキングを終えて、山本勘助を、身近に感じたし。
初めて拝見した流鏑馬祭りを見て、その昔の鎌倉の時代を想いました。
 富士や、富士宮の皆さん、勘助や、流鏑馬の話題が有りましたらまたお聞かせ下さい。
 今年も、安くて、近くて、短い日帰りの行楽のアンキンタンでしたが。 CATSの皆さんと、ジャズコンサートに出かけたり、とても充実した休日でした。
さわやかウォーキングのパンフレットは、もよりのJRの駅に用意してあります。5月7日

月見草の花が咲きました。
(2007年 5月26日)
 静岡の西川です
 爽やかなよい天気が続いていますが、皆さんのところはいかがでしょうか。
 さて、野の草の話しです。
 皆さんはご存知ですか。
 一夜花とよばれる野草があります。
 今、家の、裏の畑けの斜面で夕方になると、黄色い小さなはなが一斉に咲き始めます。
 この花、夕方から明け方まで、月を眺めながら一晩中咲いているので、月見草と想っていましたが…。
 本当の名前は、マツヨイグサといって明治の初めに庭花の花として北米から到来したようです。
 この花、今では日本の環境に適して日本各地の川の土手や、野山に自生してしまいました。
 それから、歌の文句に出てくるようにマツヨイグサより、ヨイマチグサのほうがロマンチックで響きもよく、一般的に知られているようですね。
 ほかにも、富士には、月見草がよく似合うとか…。
 ところで、皆さんは本当の月見草をご存知ですか?。
 この月見草背丈が30センチほどで、夕暮れとともに直系5センチほどの大きな真っ白な花を咲かせます。
 この月見草、十数年前に、友人から譲ってもらったケシ粒のようなタネを庭にまいたところ、家の環境に適用したせいか毎年きれいな花をつけてくれます。
 シンプルで清楚ですが真夜中に真っ白な花を見た時ぞっとするような美しさです。
 何か心がいやされます
 暗闇の中で一晩中月を眺めながら、明け方になるときれいなピンク色に変わりしぼんでしまいます。
 世の中には不思議な花があるものです。
 私も、子供のころから、はたけや、川の土手に夕方になると一斉に咲く黄色いハナをずっと月見草と想っていましたがそのほうがロマンがあっていいですね。
 マツヨイグサや、月見そうが咲く初夏の今ごろ、毎年ホトトギスが裏山に跳んできて、初鳴きを聞くのですが…。
 今年はどうしたことかまだ聞かれません。
 伊豆の、皆様のところではいかがでしょうか。5月26日

目に青葉、…。…。(2007年 5月30日)
静岡の西川です。
 真夏のような暑さが訪れたと想ったら、
 また、爽やかな初夏の過ごしやすい日が訪れたり、めまぐるしい日が続いています。
 さて、目にアオバときたら…。
 お酒の大好きな私としたら、当然初鰹と言いたいところですが。
 やっぱり、山ホトトギスですね。
 家の裏山には毎年5月の連休明けのその頃に、どこからともなくホトトギスがやってくるのですが…。
 今年はどうしたことでしょうか。仲々やってきませんでした。
 宅地開発や、環境異変のせいかなと、心配していましたが。
 やっと、今日の夕方ホトトギスの声を聞きました。
麻機でのホトトギスの初鳴きです。
裏の野山のキミドリ色もコイミドリに変わってきました。
 田植えもすっかり終えて、水田を渡る風もここちよいです。
 アジサイの花も咲いて、いよいよ夏到来といった感じです。
 野山には、ウノハナも咲いたことでしょう。
いよいよ麻機にも夏はきぬです。
 今年も裏山でホトトギスが、  トッキョキョカキョク トッキョキョカキョクと鳴く季節になりました。
5月30日




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