新春。谷津山ハイクと、梅一輪。(2009年 1月 6日)ほか



新春。谷津山ハイクと、梅一輪。。(2009年 1月 6日)
その時、録音した音(ステレオ.7分13秒)も聞いてください。
 CATS−MLの皆さん、こんにちは。
 静岡の西川です。
 新年を向かえて早や、明日は、七草です。
 今年の正月は、穏やかな天気に恵まれて本当に良かったですね。
 皆さんは、新年をいかが過ごされましたか。
 さて、ハイクの話です。
ハイクと言っても、俳句ではありません。ハイキングの話
です。
 正月を迎えて、おとそ漬けになってしまったこの体。
 三が日が明けて、ぼちぼち体調を整えなければと、静岡市の中心地に近い、谷津山に出かけました。
 谷津山といえば、静岡市街の真ん中に有って、散歩や、身近なハイキングとして市民に親しまれてきました。
 この谷津山、以前は山全体が明るい茶ばたけになっていましたが、今ではその茶ばたけも少なくなってしまい、
茶ばたけににとってかわって、かんぼくや、竹やぶが密生して、今ではすっかりさまがわりしてしまいました。
 それだけに、静岡の市街地のど真ん中にあっても静かな自然が楽しめます。
 さて、静鉄音羽町駅を降りて
 真言宗の清水寺のとなりにある清水公園(キヨミズコウエン)から、清水山(キヨミズさん)を経て登りはじめました。
この、清水寺は展望もとても良く、京都の清水寺にも良く似ていることから、その名が付いたといわれています。
 登り始めて約30分、ひと汗かくと、高さ108メートルの谷津山古墳のある谷津山の頂上に着きました。
谷津山は、頂上に二つの高い鉄塔が立っているので、すぐに
それとわかります。
頂上からは眺望もよく、富士山をはじめ、南アルプスや遠く、御前崎方面や、駿河湾のむこうに伊豆半島が望めます。
足元には静岡の町が広がり、時々通過していく新幹線や、東海道線の列車の音や、静鉄電車の踏み切りの音。
そして町中から聞えてくる暮らしの声。
聞いているだけでも楽しめますし、いつまでいてもあきません。
 頂上から尾根づたいに少し下ったところの広場で弁当をひろげました。
汗を掻いた体に穏やかな新春の風がここち良かったです。
 途中で出会った85歳のおじいさん。
その元気の良さにはおどろきました。
 谷津山から、愛宕山までの山道は、静まり返った暗い林の中をぬけて、ちょっとした山奥に来たような気分です。
落葉を踏みわけて歩いていると本当にここが静岡の町の真ん中とは、錯覚してしまうほどでした。
 途中で一休みすると、静まり返った林の中からは、まだ、ほーほけきょと鳴き切れないうぐいすの声が、キョ。キョキョ。キョ。と声が聞えてきて癒しを感じました。
 谷津山ハイクの最後は、あたご神社のあるあたごさんに昇るしっかりとした石段を登り切ると、そこに神社の本殿がありました。
 愛宕山とは、その昔、戦国時代、あたごのトリでといってあたご城があったところだそうです。
その後神社が奉られて、山の上にはりっぱな祭殿と本殿がありましたが、数年前、不審火によって消失してしまいました。
 この辺りでは、久能山東照宮に次いで古い建物で、大事な文化財だったようですが
消失してしまい、とても残念でした。
 今年の愛宕神社の大祭は2月の22日です。
昔から愛宕さんの御祭が来ると、静岡に春が来ると言われています。
 そして、愛宕神社のお参りを済ませて。
長い長い石段を気をつけてくだると、そこには、今川吉本の母(寿桂尼)の墓がある、竜雲字(りゅううんじ)に着きました。
寿桂尼(じゅけいに)は、義元の戦死五。戦国時代の女戦国大名として有名です。
 ここは、今川家からの期門の方角にあたり、寿桂尼の遺言で、駿府を守るために墓石は、甲斐の武田の方角に向けて立てられていました。
 墓石は、大きな木の下に二つ並んで立てられていましたが、今では、どちらが樹桂尼の墓か定かでないと記してありました。
 ひっそりと山の麓に立てられた寿桂尼の墓。
墓の前にたたずんでいると、「つわものどもの夢の跡」遠い戦国の時代のことを思い浮かべました。
 その他にも、すぐ近くに家康の側室の、お万の方の菩提寺の三松山、連英字もあって興味が着きません。
 帰りは、静岡の町に寄って、静岡浅間神社に初詣を済ませて帰りました。
静岡の町の中、そして浅間神社も大賑わいでした。
 途中立ち寄った、合格祈願で賑わう中町の静岡天満宮の境内には、早くも梅の花が咲いていました。
花はわずか一輪でしたが、顔を近づけると、暖かな春の香りが漂ってきました。
 谷津山ハイキングコース。市の指定にもなっていますし。道も整備されていて安心して歩けます。
周りには、有名なお寺や、史跡もあって興味深いです。
 インターネットで、谷津山ハイキングコースと、アクセスすればいろいろなことが判ります。
1月6日 西川

寒中見舞い。今年一番の冷え込み。(2009年 1月16日)
 CATS-MLの皆さん、こんにちは。
 静岡の西川です。
 寒中お見舞い、申しあげます。
 今日は、今年この冬、一番の冷え込みだとか。
 庭の、園芸用のジョロの中に溜まっていた水がバリバリに凍り付いていました。
 どおりで、寒いはずでした。
皆さんのところではいかがでしたか。
 今日の朝。あまりの寒さにズボンに手を突っ込んで背中をまるめて出かけていくと、元気なのは小学制たちと、やっぱり、あのヒヨドリと、からすの鳴き声。
 なんであいつらこんなに寒いのに元気がいい野だろうと思って歩いていたら。頭の
上から、ふた声、み声。カーア、カーアと、からすの鳴き声。
 まるでからすにバカにされてしまったよおでした。
 こんなに寒くても、日の出はわずかずつ早くなっているようです。
蝋梅の花の香織も漂って、寒さの中にも少しずつ春が近づいているのを感じました。
 私の健康管理。
 バス通勤。どんなに降っても照っても寒くても必ずバス亭を一つ手前で降りて歩きます。
 それから、ちょっと濃い目のお茶をペットボトルに詰め込んで、職場に着いたとき、帰宅したとき、そのお茶でうがいと手洗いを必ず行ないます。
 こんなことですが、毎日おこなうことが、肝心だと思って、ずっと続けています。
では、まだまだ寒さが続きます。皆さんも体調に気をつけてお過ごし下さい。
1月16日 西川


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