静岡市北、季節だより  94
花の話題です。月見草と、キンモクセイ。(2014年 9月 4日)

 静岡の西川です。
 9月に入り朝晩は大分涼しくなりました。
明け方、私の住む麻機では鈴Cを通り越してちょっと寒いほどです。
皆さんのところではいかがですか。
 さて、花の話題です。
 私の家では毎年20年ほど前から、初夏になると庭の片隅に月見草の花が咲き続けていました。
 5月6月頃になると夕方から夜にかけて真っ白な可憐な花が咲きました。
 毎年、花が咲くのを楽しみにしていたのですが、ところが今年はこの月見草全滅してしまったのです。
 原因は雑草の襲来です。
多分雑草の種が舞ってきたのでしょう。
 襲来というと大げさのようですが、雑草の中には毒を発して周りの花を枯らしてしまうものもあるようです。
 本物の月見草と言われて20年近く大事に育ててきた月見草、全滅してしまいがっかりしてしまいました。

 ところがもうダメかと思った月見草、予備のために取ってあった種を思い出しました。
僅かな種でしたが家内が何度かに分けて鉢に蒔きました。
種はさやの様な中に粉のような種が入っています。
 新しい種や、古い種など何度も蒔いてやっと発芽した種は、なんと10年以上も前にしまってあった種でした。
 鉢の表面には、小さな種からたくさんの芽がでてきました。
これをいくつかのプランターに移植したのです。
 そして、昨夜3ヶ月たって月見草が咲いたのです。
 もう今年は咲かないかと思っただけに、感激でした。
たった一厘でしたが一晩中咲き続けていて、明け方にはきれいなピンク色に変わっていました。
 なんと10年以上も前に取った種が発芽して開花したのです。
まだまだ小さな花でしたがなにか生命力を感じました。
 今日も、夕方になって小さな蕾を見つけました。
今夜も白い花を咲かせるか楽しみにしているところです。
 人知れず暗闇の中、一晩中咲き続ける真っ白な可憐な月見草は、神秘ささえ感じます。
 私の家の月見草は真っ白な花です。
20年ほど前に有人がとても珍しいと言って、本物の月見草の種を一粒わけてくれたものです。

 さて、もう一つ花の話題です。
 今朝、出勤途中にキンモクセイの甘い花の香りに気がつきました。
思わず回りを見渡してみました。そしてこんなに早くと、とても驚きました。
 バスの車中でNHKラジオを聞いていたら、私と同じように放送を聞いているかたから、今朝ランニングをしていたらキンモクセイの甘い香りに気がつき、驚いたとメールが寄せられたことをアナウンサーが紹介していました。

 皆さんの回りでもキンモクセイの花が咲き始めているかもしれませんね。
 やっぱり、今年の本格的な秋の到来は早いかもしれません。

 では、季節の変り目です皆さん御身大切にお過ごしください。
特に9月は夏の疲れが出てきます。
 平成26年9月4日 西川

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