富士川橋と富士宮トンネル。第2東名を歩く。(2008年10月10日)



CATS−MLの皆さん。こんにちは。
 静岡の西川です。
 キンモクセイの花の香りも漂い始め、すごしやすい季節となりました。
 スポーツの秋。味覚の秋。音楽の秋。読書の秋などなど…。皆さんはいかが過ごしていますか。
 さて、ウォーキングの話です。
 皆さんはご存知ですか。
 今、平成24年の、部分開通をめざして、第2東名(新等名)の工事が急ピッチで進められていることを。
 先日、秋晴れの爽やかな一日、この第2東名富士川橋と、富士宮トンネル工事の見学を兼ねたウォーキングが行なわれました。
 これは、富士川駅から、大2東名富士川橋、富士宮トンネルを抜けて富士宮駅までの約15キロ。
JR主催のさわやかウォーキングでした。
 当日は、めったには体験できない、工事中の第2東名を歩けるとあって、朝早くからJR藤皮液前には、老若男女。大勢のウォカーが集まりました。
 この日は、お天気もよく、富士川に沿って歩き始めるとすぐに大粒の汗が吹き出してきました。
 途中、富士川楽座という道の駅で小休止をとり、早速、朝霧高原名物のソフトクリームを食べました。
さすが、高原からの味覚。元気が出てくるのと、汗が引けて行くのを感じました。。
 富士川楽座で一服したあと再び農道や山道をひと汗も、ふた汗もかく頃、やがて、あの美しいアーチ型の富士川鉄橋が行く手の谷間に現われてきました。その美しいアーチ橋にみんな大感激して写真を撮ったりしていましたが。
 やがて、近づくにつれてその圧倒的な迫力に驚き、まるで化け物か、怪物のようにも見えてきました。
 冨士川橋の近くに立てられた展望台からも、その巨大なアーチ橋の全貌を見ることができたし、富士川、富士方面の町並みも望めました。
 そして、第2東名冨士川橋の上に降り立つと、片側3車線の広い路面は、まるで飛行上の滑走路にも感じましたし、
高さ約70メートル、長さ360メートル。コンクリートのアーチの部分と、鉄橋との複合型の橋では、全国でも最大級だとか。
工事現場の係の方が説明してくれました。
 橋の真ん中から下を見おろすと、遥か下に目もくらむような富士川の流れが渦を巻いて流れていました。
 もう数年後には、この橋を巨大なトラックや、乗用車が猛スピードで駆け抜けていくのか…。
 こんなことを考えながら、進むと、次々と第1富士宮トンネル、第2富士宮トンネルが現われてきました。
こちらもそのトンネルの広さにおどろきました。
その大きさはまるでジェット機の格納庫のようにも見えました。
 トンネル内は、明かりもなく真っ暗で、遠くに、ただぼんやりと見える出口の光だけを頼りに進みますが、
そのスケールの大きさに、歩いても歩いても、ちっとも出口がちかづかず、真っ暗な中後ろに戻っているような錯覚を感じるほどでした。
 鉄橋にトンネル。森林浴に、野鳥のさえずり。そして秋の虫の声を聴きながら、
サバイバルのような農道や、山道を登ったり下ったりして、やっとで、富士宮のうるい川のほとりに降り立ちました。
 ここで、遅くなったお昼にしました。
シートを広げてのんびりしていると川面をわたってくる風がここちよかったです。
 秋晴れの一日。ゴールのJR富士宮駅までは、うるい川のせせらぎを聴きながら、
山本勘助の生誕の地といわれる、吉野家や、山本八幡宮、そして本光寺に立ち寄って
、5時間かかってやっとのことで、ゴールに着きました。
 第2東名。私の住む、静岡市北でも、山の斜面を削り、見上げるとあまりの高さで
首が痛くなるほどの高架橋も完成しましたし。
 第2東名富士川橋と、富士宮トンネル。歩き終えて、感激しましたが、
自然環境を考えるとき複雑な気持ちにもなりました。
 たまには、家庭サービスもしなければ。
こんなことで、健康を兼ねてウォーキングに出かけましたが。
家庭サービスと言うよりか、介助に、誘導。サービスしてもらっているっと言ったほうが適切かもしれませんでした。
10月10日 西川


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