静岡市北、季節だより 44 「今年の節分祭。豆蒔き楽しかったです。」

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今年の節分祭。豆蒔き楽しかったです。(2010年 2月23日)
CATS−MLの皆さん、こんにちは。
 静岡の西川です。
 土手のタンポポの花も咲き揃い、近所の庭からは沈丁花の花の香りも漂い。
やっと春めいてきました。
皆さんの所では如何でしょうか。
 昨日のニュースで鹿児島と、静岡でウグイスが鳴いたと話されていましたが
 21日、日曜日の朝。近所でホホホホッケキョーとたった一声だけ。
まだなんとも頼りなさそうなウグイスの初鳴きを聞いて、なんとも情けないウグイスの声に、思わず心配してしまいました。
 さて、2月もあとわずかとなりましたが、2月といえばやっぱり節分祭。皆さんは
豆蒔きに出かけたことがありますか。
私は通勤の途中が静岡浅間神社が近くなので今年も機会があって立寄る頃ができました。
 参拝を済ませて境内に入ると太鼓の音とともに節分祭が始まりました。
 梅と柳の枝を一本ずつ束ねたオニヤラボウ(鬼やらい棒)で鬼に似たてた板を叩き、大きな音をたてて静岡から邪気を払うといわれる。
静岡市指定無形民俗文化財の神事。
鬼払い棒が終えるころには舞殿前の広場は、豆蒔きの人でいっぱいになりました。
 節分祭が始まって待つこと約1時間。
マゲを切って可愛らしくなった潮丸など豆蒔きの皆さんが回廊に出てきました。
そして太鼓の合図とともに豆蒔きが始まると、もう舞殿広場は、大混乱。
 福豆の争奪戦。
蹴っ飛ばされ、押し倒され、突き倒され、踏んづけられ、そして奪い合いやっとの思い出福豆を手に入れることができました。
 豆蒔きが終えて周りを見渡すと、今年もみんないい笑顔でした。
 節分祭が終えての帰り道。
思いかけなく、鬼に化けた臨済寺のお坊さんによる豆蒔きと、厄払を受けることもできましたし、家に帰ってみたら、体中筋肉痛と、膝小僧の周りはあざだらけ。
それでもずいぶん得をしたような一日でした。
家に帰って3回目の豆蒔きを行ないました。
 大人になっての豆蒔き。
ちょっとばかばかしく思えますが、いやなことや、ストレスなどすっ飛んでしまい、厄が払えた気分になります。
昔から続いている節分祭の豆蒔き。
往時からのリクリエーションでしょうか。
老いも若きもとても楽しい一日でした。
 豆を拾うコツ。
周りにお年寄や、助成が多いところ。
そして、自分の前にわずかな空間をつくること。
足元は細かな砂利で、周りは暗くなるので落ちてきた豆は見易く拾いやすいです。
それから前掛けも工夫すれば効果適です。
そして周りのみんなが疲れてきた頃が拾いどきです。
 豆は何度も何度も補充して蒔いてくれます。
運が良ければ景品と交換してくれる福袋が拾えます。
 視覚障害者でも場所を選べば結構、安全に拾えます。
サポートが付けばなお安全です。
雰囲気だけでも楽しいです。
とにかく笑っちゃいます。
 ちょっと遅くなった話題でしたが、皆さんも、来年は近くの神社に是非どうぞ。
 インターネットで 「静岡浅間神社」「静岡浅間神社節分祭の行事」などと、アクセスすれば、オニヤラボウ(鬼やらい棒)の音源や、その他4月の大祭のことや、いろいろな話題がえられます。
2月23日 西川


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