静岡市北、季節だより  107(2015年11月)

立冬(2015年11月 9日)


  CATS−MLの皆さんこんにちは。
 静岡の西川です。

 昨日11月8日は、立冬でした。
一日中冷たい雨の立冬となりました。
今朝は一変して小春日和を思わせるような暖かな一日となりました。
この暖かさで帰りには上着を脱いでワイシャツ一枚になって帰ってきました。

11月に入って近くのスーパーの店先では、早くもシクラメンにポインセチヤや、三色スミレ。
それに葉ぼたんなど色とりどりの花が並んで、ちょっと歳の瀬を感じます。
裏山では、あのけたたましい鵙((もず)の鳴声に混じって今年もうぐいすの笹鳴きといわれるチャッチャもやってきました。
こんな風景を眺めていると早くも今年も初冬の訪れを感じました。
皆さんの回りではいかがでしょうか。

 さて、富士宮のIさん。
先日は、富士宮の浅間大社の話題をありがとうございました。
 確か、富士宮浅間大社の秋の大祭は、11月3日、4日、5日の3日間でしたね。
 私も、十数年前、長い間勤めた職場を辞めたとき、再起を祈願してお参りに出かけました。
再起祈願というと大げさに聞えるかもしれませんが、暇だったから出かけたのです。
 神社のお参りを済ませて町に出ますと、沢山の山車が町中をねっていました。
その内野2台の山車が正面からむかいあって、審判の、初めの合図で「喧嘩囃子」が始まりました。
お互いの山車が、笛や、鐘や、太鼓を叩いたりして「囃子」を競いあうのですが、ただ喧しい、っといったところが本音でした。
 やがて、審判の止めの合図で、喧嘩囃子は終えたのですが、審査の結果喧嘩囃子は、両者の引き分けと言うことになりました。
この喧嘩囃子は、はじめから引き分けと決まっていたように思いました。
 お早や誌が終えてから、お互いの健闘を讃えあっていました。
こんな風景を見ていましたらなにか、和やかな感じさえしてきました。
今では、いい思い出です。
 それから、浅間大社えのお参りの甲斐があってか、その後無事に仕事のほうも再出発をすることができました。
本当にありがたいご利益と感謝しました。

 ところで富士宮の町で沢山の山車を見ることができましたが、かつては静岡の町にも沢山の山車がありました。
その山車はそれぞれの町内が持っていましたが、戦前の静岡大火と静岡大空襲でそのほとんどの山車が焼失してしまいました。
今では奇跡的に残った4台の山車と、静岡市が平成に入って作った1台の山車を、静岡浅間神社の
4月のお祭のときに市民がもち回りで引きまわしています。
 戦後、私の在所の町内でも山車を作ろうという話もあったようでしたが、とてもお金がかかるのでやめてしまったようでした。

 富士宮の浅間大社の秋の大祭も終えて、静岡の大道芸ワールドカップも終えて、立
冬も過ぎて静岡でもいよいよ冬仕度の季節となりました。
 静岡では今年最後のイベントの、芸術と、音楽の祭典「第16回ストリートふぇすテバル2015」が11月21日(土)、22日(日)の二日間、青葉シンボルロードで行なわれます。
 興味のある方は、インターネットで、「静岡ストリートフェステバル」と検索して見て下さい。

  では、皆さんも、身近な話題がありましたらお聞かせ下さい。

 それでは皆さん、暖かくなったり寒くなったりで体調管理に気をつけてお過ごし下さい。

  平成27年11月9日 西川

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