韮山の風景 「隣のつばめ 2013年」


このページでは、韮山の土屋さんが、隣家のつばめの成長を、周りの人の説明や、自分の耳で確かめた泣き声などをもとに書いた観察記を紹介します。 2013年3月
2013年4月
2013年5月
2013年6月
2013年7月
2013年3月
2013年 3月29日(金曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
あちらこちらでツバメの到来が話題になっています。
私も、洗濯物を干すたびに耳を澄まして外の音を聞いています。
10日ほど前から、泣き憶えのある、鳥の声を聞いたような感じでした。
昨日、隣の奥さんに尋ねました。

やっぱり、ツバメは来ているようです。

隣の家の近くの電線に止まり、昨年の巣を偵察するように飛んで来るそうです。
でも、まだ、巣作りをするような気配はないとの事でした。
昨年、巣作りをしたツバメでしょうか?

新しい巣を作るのか?
昨年の巣を作り直して子育てを始めるのか?
電線に止まっている、ツバメさんに聞きたいと言っていました。

このツバメたち、隣の玄関を行ったり来たりしているようです。
巣作りを始めてくれるといいですね。
来週、奥さんに聞くのが楽しみになりました。
みなさんもどうぞお楽しみに。
3月29日 今日も暖かい日です。

2013年4月

2013年 4月 4日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
今日の韮山は、春本番の、暖かな一日でした。
今週も、隣の奥さんに聞きました。
先週気になったツバメたちです。
隣の家の近くの電線に泊まり、昨年作られた巣の様子を何度も偵察していたようです。

夜になると、その巣で寝泊りするようになったそうです。
まだ、産卵した様子はないようですが、
巣に泊まるようになってからは、巣の下には、落し物が落ちるようになったので、新聞紙を敷いて後始末をしているそ
うです。
ご主人をはじめ、家族で見守っているようです。
早く、子ツバメの誕生を願いたいものです。
来週もご期待ください。
4月4日土屋でした。

2013年 4月11日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
一週間のご無沙汰です。
今日は朝から、冬に戻ったような冷たい風が吹いて肌寒い火でした。

この風の吹く中、お隣のこいのぼりが、勢い良く、パタパタと音お立てながら泳いでいました。

さて、隣の奥さんに聞きました。
今朝は、朝早くから、ツバメたちが沢山集まって、何やら、大きな声で鳴いていたようです。
夜になると巣に入っているようですが、
まだ、産卵したような様子は見られないとのことでした。
本日、午後、子供たちが誤って、網戸を開けると、ツバメが家の中に入ってきたそうです。
家の中にも入るんですね。
でも、すぐに外に出たようです。
この寒さ、ツバメたちも感じているのでしょうか?
来週を楽しみにしていてください。

4月11日 土屋でした。

2013年 4月18日(木曜)
みなさんこんにちは、韮山の土屋です。
今日は、春霞のかかった、暖かい日でした。
お待たせいたしました。
隣の奥さんに聞きました。
3月末から、夜になると、一羽で寂しそうに巣で身を守っていたようです。
おのように、一人暮らしがちょっと長くなっていたようですが、

今週になり、良きお相手が見つかったようです。

日中、数羽でやって来て、昨年作られた巣に、更に1段土を盛って、改築作業を始めたようです。
その巣の下には、糞ではなく、改築するために運んできた土が、ぽたぽたと落ちているそうです。
早く、作業を終わり、沢山のたまごを産み落として欲しいものです。
来週、聞くのが楽しみになりました。
どうぞ、ご期待ください。
4月18日 土屋でした。

2013年 4月25日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
春らしい暖かな日が続いたと思っていると、翌日は冬に逆戻りのような寒い日と、めまぐるしく気温の変わる一週間でした。
今日も、隣の奥さんに聞きました。
昨年の巣に、今年も1段土が上乗せられて、改築工事も終わったようです。

カップルになった感じの、2羽は、夜になると、巣に帰ってくるようです。
日中は、巣に1羽が入り、何やらしていると、
傍にもう1羽がやって来て、会話をしているそうです。
ツバメの言葉がわかればいいのですが。
まだ、産卵はしていないようですが、夜になると、また巣に戻ってくるそうです。

ある日、西側の電線にツバメが止まっていたのですが、
すぐ近くに、ハトより大きな鳥が何羽か同じように電線に止まっていたそうです。
奥さんと、ご主人で、下から手をたたいたりして、その鳥を驚かせてやろうとしたそうでした。
しかし、その鳥は逃げないようでした。
ツバメたちも、巣に戻らずに時間が過ぎたそうです。

きっとツバメも、他の鳥に巣のありかを見つけられないようにしていたのかもしれませんね。

産卵されたなら、日中は、きっと巣に入ると思うのですが、まだ、その気配はないようなので、来週の報告を楽しみにしたいものです。
みなさんもどうぞご期待ください。
4月25日 土屋でした

2013年5月

2013年 5月 2日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
風薫る5月となりました。
お待たせいたしました。
今週も隣の奥さんに聞きました。

今日はいい返事を期待して。
あれから、ツバメの留守をご主人が、そっと鏡を使って覗いてみたそうです。

ありました、ありました。
たまごが5個あったそうです。
親鳥が抱卵を始めたようですが、
時々、電線に止まっているツバメは、2羽ではなくて、3羽などと。
これは、どのように解釈したらいいのかな?
そんなことを言って笑って帰りました。

これからどのくらい抱卵をするのでしょうか?
雛鳥が無事に誕生するまで、カラスなどに狙われないようにと願います。

来週もご期待ください。
5月2日 土屋でした。

2013年 5月 9日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
今日は、日差しの強さを感じる日となりました。
今年初の真夏日になった地域もあったようです。
こちら、韮山も暑さを感じる日でした。

一週間のご無沙汰でした。
今週も隣の奥さんに聞きました。
普通、親鳥は、ずっと巣の中で、たまごを抱えていると思うのですが、
昨年はどうだったか、記憶もおぼろだねと言っていました。

巣にとどまらずに、日中は、巣を離れる時間もあるそうです。
親鳥の食事のためでしょうか?
どこか飛び回っているようです。
終始抱いていなくてもいいのでしょうか?
ちょっと心配しているようです。
そのため、静かに見守っているとのことでした。
天気予報のお姉さんによれば、これからは、ずっと暖かい日が続くとの事です。
来週あたり、いい知らせが送れるか、期待したいと思います。

気温が急に高くなり、体調も崩しがちです、どうぞみなさん、お体ご自愛ください。
5月9日 土屋でした。

2013年 5月17日(金曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
昨晩の雨で、空気が洗われたのでしょうか?
太陽の光が強く感じられます。

今週も隣の奥さんに聞きました。
親鳥は交代で巣の中に入っているようです。
今年は、昨年より巣のふちを1段高くしたので、ツバメのいない留守に、巣の中を覗くのがちょっと困難のようです。

でも、まだ、雛鳥の誕生はないようです。
そろそろ、誕生の報告が期待されます。
来週を期待したいと思います。
5月17日 土屋でした。

2013年 5月23日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
朝から暑い日でした。
お昼過ぎには急ににわか雨が降りました。
その後は、蒸し暑くなりました。

楽しみにしていた報告です。
期待を胸に、隣の奥さんに聞きました。
親鳥の留守を利用して覗いて見たようです。

すると、5個あったはずのたまごが、たったの1個しか残っていなかったそうです。
また、外をよく見ると、玄関前の駐車場に、何個かたまごの殻が落ちていたそうです。
今のところ、このたった一つを交代で抱いているようです。
無事に誕生して欲しいと願うばかりです。

この親鳥の様子が、今年は変だならと思っていたそうです。
たまごを産んだ後に、巣の増築の作業をしていたそうです。
例年なら、たまごを産んだら、いつもどちらかが巣に入って暖めていたのですが、
今年の親鳥は、
たまごを産んだ後に、巣の増築をしていたようです。
だから、たまごを抱く時間が少なかったので、温まらなかったのではないか?
有精卵ではなかったのか?
いろいろな理由が考えられます。
自然界のなぞです。
親鳥と言葉が通じるといいですね。
来週をご期待ください。
5月23日 土屋でした。

2013年 5月31日(金曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
5月ももう今日で終わり、明日からは6がつです。
本日は、梅雨の中休みと言われたので、沢山の洗濯をしました。

さて、気になっていた、隣のツバメです。
隣の奥さんに聞きました。
親鳥が巣に入っているので、なかなか巣の中を見ることができないようです。
今年のペアの子育ては、昨年の親鳥と比べて、上手ではないようです。
たった一つ残ったたまご、無事に殻を破ってきてもらいたいですね。

来週を期待します。

5月31日 土屋でした。

2013年6月

2013年 6月 7日(金曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
一週間のご無沙汰です。
今週こそは期待をこめて、隣の奥さんに聞きました。

良い知らせです。

ご主人が親ツバメのいない時に、そっと覗いたそうです。
先週お知らせした、残っていた1個のたまごはなくなっていたそうです。

そして、新しいたまごがいくつかあったそうです。
2羽が代わる代わる、たまごを抱いているようです。

時々、変な泣き声が聞こえるようです。
周りを見ると、

近くの電線に大きな鳥が止まっていたりするようです。
親鳥は、そんな時は、巣に入らずに、その鳥が去るまでいつもの泣き声ではなく、時
々変な声をだしあっているようです。

ここで、ツバメたちが何を話しているのか
テレビを見る時のように、副音声が流れてくれればいいのですが。

きっと、警戒しなさい。
あの鳥が行ってしまうまで巣には近づかないようにね。
そんなこと言っているのでしょうか?
今度こそ雛鳥の誕生を願いたいと思います。
応援宜しくお願いいたします。
6月7日 土屋でした。

2013年 6月14日(金曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
台風3号の影響か、暖かい空気を沢山残してくれました。
そのため、蒸し暑くなっています。

さて、今週もツバメのその後を聞きました。
隣の奥さんに聞きましたが、
今年の親ツバメは昨年の親鳥とは異なっているようです。
ご主人も気になり、巣の中を覗いてみているようです。
たまごの殻が家の敷地内に落ちていたそうです。
親鳥は交代で巣の中にはいるようですが、
雛鳥がいるかいないか?
ちょっと確かめられないようです。

元気に育って欲しいですね。

また来週を期待したいと思います。
とにかく、暑いです、どうぞ熱中症にならないように気をつけましょう。
6月14日 土屋でした。

2013年 6月20日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
梅雨らしい蒸し暑い日が続いています。
台風4号の行方も心配です。

さて、今週はいいお知らせです。

隣の奥さんがうれしそうに話してくれました。
月曜日頃から、巣の中から雛鳥の声が聞こえるようになったそうです。
親鳥も頻繁にえさを運んでくるので、その時は、にぎやかな声が聞こえるそうです。
我が家からもその様子がわかるようになりました。

しかし、カラスなどが近くにいると、親鳥は、電線に止まり、
「静かにしていなさい」
とでも言うように、警戒するような声を出すようです。

すると、不思議!
雛鳥たちは声を出さないで静かになるようです。

そして、危険が去ると、
親鳥が巣に戻り、えさを運んで来るそうです。

ご主人がそっと巣の中を確かめたそうです。
4羽が確認されているようです。

えさを沢山食べて、大きく育って欲しいと願います。
来週も楽しみにしていてください。
6月20日 土屋でした。

2013年 6月28日(金曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
今日は、梅雨の中休みのようです。
田植えが終え、早苗もすっかり根付いたようです。
水面二緑の葉の色が整然として並んで揺れています。
さて、隣のツバメのその後です。
隣の奥さんに聞きました。
雛鳥の数は、5羽のようです。
しっかりと黒く羽を伸ばして、巣の周りをウロウロ出てきて動いているようです。
もちろん巣の下には落し物がいっぱい落ちているそうです。
また、食べ切れなかったのか?えさとして運ばれてきた、トンボの残骸もその中にあ
るそうです。
もう少しで巣立ちかなと、心配しながら見守っているそうです。

今年は、前半のたまごは育たなかったので、この5羽が立派に巣立ちをしてもらいた
いと願っています。
6月28日 土屋でした。

2013年7月

2013年 7月 4日(木曜)
みなさん、こんにちは、韮山の土屋です。
梅雨前線の影響で、本日午前中は、断続的に雨が降りました。
時には、バケツをひっくり返したような強く降る時もありました。
このまま降り続いたら災害になるかなとも思われました。

しかし、14時頃、雨が止み安心しました。
さて、隣のツバメは、無事に巣立ちをしたのでしょうか?
弾むような気持ちで隣の奥さんに聞きました。

先週、元気な姿を巣の外に出て見せていた雛鳥ですが、
奥さんが外出をして家に戻って、雛鳥の声が聞こえないことに気がついたそうです。
巣を見ると、雛鳥の姿は見当たらなかったそうです。
巣の上の部分が少し破壊されていたそうです。

いったい、誰がそうしたのか?
親鳥は、夜になると巣に戻ってくるようです。
時々、何かささやいているそうです。

ご主人が巣の中を確認したそうですが、5羽いた雛鳥の姿は残っていなかったようです。
これから、飛行訓練をしそうな様子だったので、きっと、何者かに襲撃されたのでしょう。
今年の子育ては、2回とも失敗に終わったようです。
自然界の厳しさを感じます。
また、詳しく聞いてみると、
昨年は、巣の近くに、突っ張り棒を何本か渡していました。
しかし、今年、その棒を取り払ったそうです。
きっと、その棒がなくなったので、襲撃されやすくなってしまったようです。
ご主人は、こんなことだったら、棒を外さなければ良かったと反省しているようです。
これで、今年はもう子育てはできないのでしょうか?
残念でなりません。
来年は、沢山の雛鳥がかえることを願っています。

7月4日 土屋でした。

2013年 7月17日(水曜)
さて、先週お知らせできなかったのですが、
先週の木曜日にの朝、
2羽のツバメが、巣の中に入って、中のぼみを下に落としていたそうです。
その作業が終わると、
近くの電線に、10羽以上のツバメが集合していたそうです。
にぎやかに声を出して止まっていたそうです。
そのツバメたちが、一斉に、隣の家の上を旋回し始めたそうです。
何回も何回も名残惜しそうに飛んでいったようです。
朝、8時ごろの1時間足らずのことだったそうです。
きっと、今年は残念ながら雛が孵らなかったけれど、お世話になりました。
そう、言っているように思えたので、
奥さんたちは、
「来年も来てね」と、
ツバメたちに向かって、手を振ったそうです。



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